どうも、ダート短距離(1400m以下)専門家のタケツム (@taketsumu_keiba) です。
この記事ではダート短距離を予想するうえで押さえておきたい4大種牡馬を紹介します。
結論から言うと、この種牡馬たちです。
- サウスヴィグラス
- ロードカナロア
- ヘニーヒューズ
- アジアエクスプレス
この4頭の産駒の特徴と、どんなシーンで狙うべきかについてわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
\累計1,000部突破/
Kindle Unlimited会員なら無料
タップできる目次
前提:血統予想はほどほどに
まず前提として、私の競馬予想では血統はさほど重視していません。
なぜなら、血統は突き詰めると時間がかかりすぎますし、そもそも血統よりも馬ごとの適正のほうが重要だと考えているからです。
とはいえ、血統がまったく無意味だと思っているわけではありません。
種牡馬ごとの大まかな特徴を掴んでおくだけでも、レースの予想に役立ちますよ。
今回はダート短距離で頻出の4大種牡馬の紹介です。
【血統】ダート短距離の4大種牡馬
- サウスヴィグラス
- ロードカナロア
- ヘニーヒューズ
- アジアエクスプレス
種牡馬1:サウスヴィグラス
産駒最大の持ち味は圧倒的なスピード。
スピード特化型のレースで無類の強さを誇り、特に1000mの超短距離戦は大得意。
重不良馬場での成績が良いのが特徴です。
一方、能力値がスピードに偏っているため、パワー型の中山ダ1200mは苦手。
ダ1400mで好走できるとすればパワーより瞬発力が重視される東京競馬場です。
※OPクラスまで出世するような産駒の中にはナムラタイタン(G3武蔵野S・東京ダ1600m)のようにパワー型の中距離で活躍する例もあるが、基本的には例外と考えてOKです。
サウスヴィグラス産駒一覧:テイエムサウスダン、ヒロシゲゴールド、ヒデノヴィーナス、メイショウミライ、ウルトラマリン、ジェネティクス、コパノマーキュリー、ミスズグランドオー、シンシティ
種牡馬2:ロードカナロア
産駒最大の持ち味は瞬発力。
直線に向いてからの一瞬の加速力とトップスピードが特徴で、瞬発力が重視される東京ダ1400mでの好走が際立ちます。
スピードもパワーもバランスよく兼ね備えてはいるが、どちらかと言えばスピード寄り。
中山ダ1200mには対応できる馬が多い一方、阪神ダ1400mは最も苦手な条件です。
下級条件では芝→ダートで好走する馬も多いが、過剰人気も多いので注意が必要です。
ロードカナロア産駒一覧:レッドルゼル、サイクロトロン、メイショウウズマサ、ボンディマンシュ、フォーテ、アオイツヤヒメ、スピリットワンベル、スズカカナロア、スワーヴシャルル
種牡馬3:ヘニーヒューズ
産駒最大の持ち味は圧倒的なパワー。
特に阪神ダ1400mの良馬場などパワーや底力勝負には滅法強いのが特徴です。
同じくパワーが要求されるスピード×パワー型、瞬発力型コースでの好走も目立ちます。
一方、ダ1150m以下のスピード特化型のコースや重不良馬場などスピードが重視されるレースでは回収率が下がるので注意が必要です。
※レピアーウィット(G3マーチS・中山ダ1800m)やワイドファラオ(G3ユニコーンS・東京ダ1600m)など中距離を得意とする産駒も多く、底力×パワー型に分類される産駒が多いです。
ヘニーヒューズ産駒一覧:タガノビューティ、ガンケン、フルデプスリーダー、アドマイヤルプス、スリーピート、スペクタクル、ゼンノアンジュ、サダムスキャット、フルヴォート、コパシーナ
種牡馬4:アジアエクスプレス
初年度産駒が2020年にデビューしたばかりの新種牡馬になります。
基本的な特徴は父のヘニーヒューズ産駒と似ていますが、よりスピード×パワー型に好成績が集中しているのが特徴です。
特に中山ダ1200mでの好走が顕著で、早くもOPクラス入りしている馬が1頭、3勝クラスの馬が4頭と活躍を見せています。
個人的にはいずれG3・カペラSを勝利するような馬が出てくるのではと期待しています。
まだ知名度も高くないせいか馬券としての期待値も高いので覚えておいて損はありません。
アジアエクスプレス産駒一覧:ボイラーハウス、ノーリス、メディーヴァル、キミワテル、シゲルヒラトリ
以上、ダート短距離を代表する種牡馬4頭を紹介しました。
繰り返しになりますが、血統はあくまでも馬の特徴を示すものに過ぎず、それぞれの馬の特徴を掴むことが大前提となります。
ダート短距離の予想に役立つ4タイプ分類
この記事の中で、こんな言葉を出しました。
- スピード特化型
- スピード×パワー型
- 底力×パワー型
- 瞬発力型
これは私が独自に編み出した分類方法で、すべてのダート短距離(1400m以下)のコースと競走馬は上記のいずれかに分類できます。
そして、各馬のコース適正に合った舞台で狙い撃つというのが、私の予想のベースです。
※各コースがどのタイプに分類されるのかについては、私の著書『ダート短距離の教科書』で解説しています
4タイプ分類を活用した予想のイメージ
たとえば、シンシティという馬がいます。
この馬の過去の成績を見ると、小倉ダ1000m、新潟ダ1000m、京都ダ1200mと直線が短い平坦コースでの逃げ切りで全4勝を挙げています。
一方、パワーが要求される阪神ダ1200mは2戦していずれも着外で、苦手条件と言えます。
よって、シンシティは典型的なスピード特化型の馬と判断できるので、
- 札幌ダ1000m
- 函館ダ1000m
- 小倉ダ1000m
- 福島ダ1150m
- 新潟ダ1200m
- 京都ダ1200m
といった、同じくスピード特化型の上記6つのコースが狙い目になります。
逆に、中山ダ1200m、阪神ダ1200m、中京ダ1200mなどのタフなコースは評価を下げます。
イメージできましたか?
※ちなみに、ダート短距離OPクラスは坂があるタフなコースがほとんどなので、シンシティのようなスピード特化型の馬は苦戦する可能性が高くなります。
ダート短距離の教科書
私の著書『ダート短距離の教科書』は日本で唯一のダート1400m以下に特化した競馬本です。
これまで500名以上の方にご愛読いただき、Amazonレビューは合計93件で、★4.3の高い評価をいただいています。(2023年1月現在)
読者の声の一部を抜粋します。
ダート短距離が待ち遠しくなった!
買ってすぐ参考になった!
高い馬券本よりも有益な良書!
初心者でもわかりやすかった!
芝や長距離にも応用できる!
本命が1頭に絞れた!
さっそく馬券が当たった!
ダート短距離のコツがつかめてきた!
施行レースが多く、潰しが利く!
ダート短距離以外にも応用できる!
Amazon Unlimited会員なら無料で読めます!
累計1,000部突破
ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
料金は競馬本としては破格の1,250円。Kindle Unlimitedの会員なら無料で読めます。
もしご満足いただけなかった場合、Xまでご連絡頂ければ返金しますのでお申し付けください!
この本は、
・メインレースで当たることがゴールではなく、本気で競馬で儲けることを目指したい人
・ダート短距離というニッチな領域を極め、負け組から卒業して勝ち組になりたい人
・ダート短距離を何となく予想するのではなく、確固たる軸を持って馬券を買いたい人
こんな人におすすめです。
競馬で本気で儲けたい人だけ読んでください!
累計1,000部突破