どうも、ダート短距離レースの予想に全力を注ぐタケツム (@taketsumu_keiba) です。
あなたは競馬で馬券を買うレースの数を決めていますか?もし競馬で勝ちたいのなら、勝負レースはなるべく絞ることをおすすめします。
なぜなら、競馬は馬券を買う回数が増えるほど回収率が下がりやすい構造になっているギャンブル(マイナスサムゲーム)だからです。
とはいえ、実際に勝負レースを絞ると言っても、どれくらいのレース数をどのように選べばいいかわからない人も多いと思います。
そこでこの記事では、年間収支プラスの僕が、自分自身の例を交えつつ勝負レースを選ぶための方法をわかりやすく解説していきます。
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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勝負レースを絞るべき理由
タケツム
結論から言うと、勝負レースを絞るべき理由は以下の3つです。
競馬はやればやるほど損するゲーム
冒頭でも言いましたが、競馬は基本的にやればやるほど損する仕組みのギャンブルで、そういったゲームをマイナスサムゲームと言います。
なぜ競馬がマイナスサムゲームになるのかというと、競馬には20%〜30%の控除率(ギャンブルの胴元が差し引く手数料)があるからです。
つまり、中央競馬で言えば、馬券の総売上の約25%がJRAの売上となり、残りの約75%を使って馬券的中者への返還が行われています。
これが何を意味するかと言うと、人並みに馬券を当てているだけでは、理論上の回収率は約75%で収支はマイナスになるということです。
また、確率は試行回数が多いほど理論値に近づくので、馬券を買う回数が多いほど、長期的な回収率は75%に近づく可能性が高くなります。
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予想をする時間が足りない
購入レースが増えると、1レースの予想にかけられる時間は必然的に減ることになります。
すると当然予想の精度は落ちるので馬券が当たりにくくなり、回収率は悪化していきます。
特に現地観戦の場合、10分から30分おきにレースが行われるため、きちんと予想せずに馬券を買っている人も多いのではないでしょうか。
現地観戦は娯楽と割り切れる人はいいですが、本気で競馬で勝ちたいのならば勝負レースを絞り、1レースの予想に時間を割くべきです。
タケツム
お金が足りない
これまた当然のことですが、勝負レースの数が増えるほど購入額も増えることになります。
昔の僕も含めて勝負レースの数が多い人は、1回ずつの小さなハズレを積み重ね、ジリ貧になっていくパターンが非常に多いです。
もし1日12Rに1,000円ずつ計12,000円の馬券を買うならば、本気で予想した1Rに12,000円を賭けることが長期的な勝ちに繋がります。
「1レースに1万円を賭けるのは怖いのに、10レースで1,000円ずつ負けるのは気にならない」という人は軍資金の使い方を見直すべきです。
タケツム
タケツム流・勝負レースの選び方
タケツム
まず参考までに僕タケツムの勝負レースの選び方を解説したいと思います。
僕のマイルールは「1日のダート短距離戦の中から最も自信のある1レースだけ買う」です。
もっと厳密に言うと、1日のダート1400m以下かつ4歳上1勝クラス以上のレースの中から自信のある1レースだけを選んで買っています。
ある日の勝負レース選びの具体例
たとえば、この日の中山と中京の2場開催の場合、中山8Rと中京9Rと中京12Rの3レースを見て最も自信のある1レースで勝負します。
あらかじめルールを決めておくと、1日のなかで目を通すレースはせいぜい3レースくらいになるので予想の時間が圧倒的に削減できます。
また、僕の場合はレース条件を絞ることでダート短距離の攻略法がわかってきたり、すでに特徴を掴んでいる競走馬をみる機会も増えるので予想の精度が上がるメリットもあります。
タケツム
初心者におすすめの勝負レースの選び方
タケツム
新馬・未勝利戦は買わない
まずは、新馬・未勝利戦は一切買わないことから始めてみましょう。それだけで1場12レースのうち5レースくらいは買わずに済みます。
僕が新馬・未勝利戦を買わない主な理由は予想ファクターが少ない、午前中で負けると午後に無謀な馬券に手を出しがちの2つです。
特に後者が要注意で、僕も昔は午前がマイナス収支だと、午後に余計なレースや難しい馬券に手を出して余計に負けを広げていました。
馬券を買うことだけが競馬ではありません。新馬・未勝利戦で馬場傾向などを把握しておくことで勝負レースの予想精度が上がります。
タケツム
最終レースは買わない
メインレースを外してから勢いで参戦する最終レースは絶対に買うべきではないです。
きちんと予想できていないので馬券を外してマイナス収支を助長する可能性が高いですし、たいてい賭け金や買い方も無茶をしがちです。
たまに馬券が当たって実際に一発逆転できてしまうのが最終レースのタチの悪いところで、そのときの快感が冷静な判断を狂わせます。
長期的な目線で見るとマイナスに作用する確率が限りなく高いので、どれだけ負けても最終レースは見送るメンタルを身につけましょう。
タケツム
重賞しか買わない
G1・G2・G3などの重賞しか買わないというのもひとつの手だと思います。そうすれば購入レースは週に最大3レースくらいに絞れます。
重賞レースは競馬初心者からの注目度も高く、テレビ番組で特集が組まれたり、SNSなどでも盛り上がるので予想のしがいがありそうです。
ただ、重賞レースは情報量が多く、大衆の意見に流されやすいレースでもあるので、重賞だけでプラス収支はなかなかハードルが高いです。
よって、まず競馬で勝つためのファーストステップとして購入レースを極限まで減らしたいという方におすすめしたい方法になります。
参考:玉嶋亮さんのレースの選び方
僕も競馬予想の参考にしている「競馬の教科書」の作者・玉嶋亮さんは「芝の3勝クラス以上」のレースしか予想しないそうです。
芝の3勝クラス以上は大抵9R〜11Rで実施。他のレースより出走予定馬が早くわかるので、時間をかけて予想できる点が魅力です。
また、重賞だけを買うよりはレース選びの幅が広がるので、「1番人気が怪しい」など期待値の高いレースを狙い打つことができます。
▼玉嶋亮さんの最新書籍▼
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勝負レースの選び方より重要なこと
タケツム
しかし、これを実践できる人が
どれくらいの割合いるでしょうか?
きちんと自分なりのルールを決めたとしても、それを徹底することはとても難しいです。
- 競馬で勝って、お金が浮いている
- 競馬で負けて、お金がない
特にこんな状況のときには「勝ちを増やしたい!」「負けを取り返したい!」という衝動に駆られ、購入レースを増やしがちです。
しかし、競馬は長期戦。1日単位で勝ち負けを判断するのではなく、「未来の自分にとって良い判断か?」を自問自答してみましょう。
タケツム
マイルールを決めて実行する
今回ご紹介したレースの選び方と同様、競馬で勝つためには自分なりのルールを決め、それを確実に実行していくことが重要です。
たとえば「1日のダート短距離の中で最も自信のあるレースだけを買う」というルールのほかにも、僕にはこんなマイルールがあります。
- 1レースあたりの予算は2,200円
- 馬券は単勝しか買わない
このルールをきちんと守れているときは長期的にみて収支がよく、衝動に駆られてルールを破ってしまうと回収率は悪化していきます。
僕はこのルールさえ守っていれば回収率が100%を超える自信があるので、もし収支がマイナスになっていたときにはメンタル負けです。
逆にこのルールを徹底できていたのに回収率が100%を下回ってしまったときは、素直に自分の予想の力がなかったということになります。
もしあなたが競馬で負けている場合、「予想負け or メンタル負け or 両方」のどれなのか考えてみると改善のヒントが見つかると思います!
また、この記事では「1レースあたりの予算」を決める方法を詳しく解説しているので、ぜひあわせて読んでいただけると嬉しいです↓↓↓
https://twitter.com/taketsumu_keiba/status/1491025381121753089?s=21
タケツム
累計1,000部突破
ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
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