どうも、1レースあたりの軍資金は2200円のタケツム (@taketsumu_keiba) です。
あなたは競馬で1レースの購入金額を決めていますか?もし競馬で勝ちたいのなら、1レースあたりの予算を決めることをおすすめします。
なぜなら、どれだけ競馬のレース予想が上手な人でも、収支管理ができないと、競馬で長期的に勝つことはものすごく難しいからです。
とはいえ、それぞれ競馬に使えるお金も違うなか、どうやって1レースあたりの予算を決めればいいのかわからない人も多いと思います。
そこでこの記事では、年間収支プラスの僕が、あなたに合った1レースあたりの予算を決めるための方法をわかりやすく解説していきます。
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タップできる目次
1レースあたりの予算を決めるための大前提
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競馬にかける年間予算を決める
あなたは競馬にかける年間予算を決めていますか?競馬で長期的に勝つには、まず1年単位での資金管理を考えることをおすすめします。
ここで言う年間予算とは、1年間の購入金額ではなく、競馬で負けてもいい金額のこと。
もちろん年間収支プラスを目指して馬券を買うわけですが、現実としては年間を通じて競馬で勝てる人はせいぜい5%と言われています。
そこで「この金額なら仮に全部失っても大丈夫」と思える額を年間予算に設定しましょう。
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1月に年間予算を別口座に捨てる
年間予算が決まったら、1月にその金額をすべて競馬専用の別口座に移すのがおすすめ。
たとえば僕の場合、冬のボーナスが入ったタイミングで競馬専用の楽天銀行に6万円を入金し、そのお金は捨てたことにしています。
すると、元々捨てたお金なので負けるのは怖くなくなりますし、勝ったら捨てたはずのお金が戻ってきたという状況で競馬に臨めます。
これは玉嶋亮さんの「競馬の教科書」を参考にしていて、昔よりメンタルが安定しました。
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年間購入レース数を決める
1レースあたりの予算を決めるには、おおよその年間購入レース数を決めておくとよいです。
もちろん購入レース数が増えるほど必要な投資額は増え、また控除率の関係から回収率をプラスにすることは難しくなっていきます。
競馬で勝つためにはレース数を絞るのが鉄則。予想不足のレースに手を出さず、本気で予想したレースだけに集中投資することが重要です。
僕の場合は、基本的にダート短距離のレースの中から1日のなかで最も自信のある1レースを買うようにしたいと考えています。
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現地観戦はルール対象外
僕は現地観戦が好きで競馬場によく行くのですが、どうしても余計なレースに手が出ます。
まわりの友達がみんな馬券を買っているのに1人傍観していてもつまらないですからね。
そこで僕は「現地観戦は特別」と割り切って、年始に銀行口座に入れたお金ではなく、現金を使って現地で紙の馬券を購入しています。
この場合は映画や飲み会と同じく「娯楽費」という扱いで勝負の1レースを除いてネット投票はせず、即PATの年間収支には入れてません。
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競馬の勝負レースの選び方 | タケツム流・レースの決め方を公開
1レースあたりの購入金額を変えない
個人的には1レースあたりの購入金額は一定にしたほうがよいと考えています。
特に、競馬で勝っているときに賭け金を増やしたり、負けを取り返すために普段使わない券種に手を出すのは最も避けたいパターンです。
また、レースの自信度に応じて賭け金を変える人もいるかもしれませんが、理想を言えば、自信度Sのレースのみ購入すべきだと思います。
ということで、この記事では1レースあたりの賭け金は一定という前提のもと話しをします。
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タケツム流・1レースの予算を決める方法【計算法を公開】
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結論から言うと、この計算式であなたの1レースあたりの適切な予算を決められます。
年間予算 ÷ 年間購入レース数÷0.25
僕の場合は、年間予算60,000÷年間レース数108÷0.25=2,200(円)になります。
さて、みなさんの1レースあたりのレース予算はいくらになりましたか?
レース予算の計算式の意味
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この計算式のミソは最後の割り算で、なぜ÷0.25をするかと言うと、競馬の回収率の平均が約75%になるからです。
つまり、この計算式では
- 年間予算:60,000円 ※購入額ではない
- 年間購入レース数:108レース
- 年間回収率:75%
と仮定したとき、1レースあたりにいくら投資することになるのかを計算しています。
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- 1レースあたりの予算:2,200円
- 年間購入レース数:108レース
- ならば、
- 年間購入額は2,200×108
- つまり237,600円
- そのとき
- 年間回収率が75%ならば
- 年間払戻額は237,600×0.75
- つまり178,200円
- ならば、
- 年間収支は178,200-237,600
- 年間収支は-59,400円
仮に回収率が平均の75%になっても、年間予算の6万円以内で競馬を楽しめます。
自分はもっと回収率を上げられるという方は割り算の値を変えてもよいですが、基本的には平均値からリスクヘッジすることを勧めます。
逆に年間回収率が75%を下回っているという方は、勝負レースを絞る、予想の精度を高めるといったことに力を注いだほうがよいです。
年間収支=購入額×回収率
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競馬は回収率が100%を超えれば勝ち、回収率が100%を下回れば負けになります。
それを意識している人は多い一方、たとえ同じ回収率でも購入額によって損益の大きさが変わることを意識していない人は意外と多いです。
たとえば、
- 年間購入額10万円×回収率110%ならば利益は100,000×1.1=10,000(円)
- 年間購入額100万円×回収率110%ならば利益は1,000,000×1.1=100,000(円)
- 年間購入額10万円×回収率75%ならば損失は100,000×(-0.25)=-25,000(円)
- 年間購入額100万円×回収率75%ならば損失は1,000,000×(-0.25)=-250,000(円)
注意しなければならないのは、
回収率が100%を超えれば購入額が多いほど利益も増える一方、回収率が100%を下回ると購入額が多いほど損失も大きいということ。
競馬をするときにはつい儲かったときのことばかり想像しがちですが、ときに「負けるのが当たり前」の前提に立つことも重要です。
そして「この額までなら負けても大丈夫」という金額を予算に設定し、心の余裕を持つことが結果的によい成績に繋がると僕は思います。
レース予算を守ることは難しい
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散々偉そうに語ってきた僕ですが、自分自身もまだまだ未熟で自ら決めたルールを守れないことが本当にたくさんあります。
- 予定にない重賞に手を出す
- メインを外して最終レースを買う
- 気分によって賭け金を増やす
上記のようなことを繰り返し、冷静になってから回収率を下げていることに気づくわけですが、それくらいセルフマネジメントは難しい。
ただ、そういった状況に陥るたびに自分を見つめ直し、強いメンタル気づいていくことで、競馬の収支も安定するようになってきました。
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こちらの記事では、勝負レースを絞るためのポイントについて詳しく解説しています!
問い合わせ
ちょっと判らないので教えてください。
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※年間購入額は2,200×108
つまり237,600円
そのとき
年間回収率が75%ならば
年間払戻額は237,600×0.75
つまり178,200円
ならば、
年間収支は178,200-237,600
年間収支は-59,400円
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とありますが、年間収支-59,400円は(年間予算:60,000円 ※購入額ではない)で
年間予算と、ほぼトントンだから良しとして回収率75%でも競馬を楽しめるという
意味でしょうか。
実質、回収率100%以上を目指すのが競馬ではないでしょうか?
回収率75%は、自分の競馬に使える金額の最低限と解釈すれば良いのですか?
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
返信が遅く申し訳ございません。
>実質、回収率100%以上を目指すのが競馬ではないでしょうか?
こちらおっしゃる通りです。しかし、現実には95%の人が負けるのが競馬です。なので、負ける可能性も想定した上で「この額までなら負けても大丈夫」という負け額の最高値を設定しましょう、というのが本記事の趣旨です。その目安を回収率75%に設定しているのは、回収率の平均値がそれぐらいだからです。さすがに75%はないという人は80%、90%想定でもいいと思います。逆に、絶対に競馬で勝てるのであれば年間予算を増やせば増やすほど儲かりますからそうすればいいのですが、実際はそんなに甘くない。「もちろん回収率100%を目指すけど、初心者のうちは負けることも考えた上で馬券を買いましょうね」ということが伝えたかったです!
非常に参考になります。自分なりの予算を決めて実行したいと思います。
回収率100%以上を目指して研究中です。
コメントありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです!
陰ながら応援しております。