どうも、1レースあたりの軍資金は2200円のタケツム (@taketsumu_keiba) です。
あなたは競馬で1レースの購入金額を決めていますか?もし競馬で勝ちたいのなら、1レースあたりの予算を決めることをおすすめします。
なぜなら、どれだけ競馬のレース予想が上手な人でも、収支管理ができないと、競馬で長期的に勝つことはものすごく難しいからです。
とはいえ、それぞれ競馬に使えるお金も違うなか、どうやって1レースあたりの予算を決めればいいのかわからない人も多いと思います。
そこでこの記事では、年間収支プラスの僕が、あなたに合った1レースあたりの予算を決めるための方法をわかりやすく解説していきます。
タケツム
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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1レースあたりの予算を決めるための大前提
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競馬にかける年間予算を決める
あなたは競馬にかける年間予算を決めていますか?競馬で長期的に勝つには、まず1年単位での資金管理を考えることをおすすめします。
ここで言う年間予算とは、1年間の購入金額ではなく、競馬で負けてもいい金額のこと。
もちろん年間収支プラスを目指して馬券を買うわけですが、現実としては年間を通じて競馬で勝てる人はせいぜい5%と言われています。
そこで「この金額なら仮に全部失っても大丈夫」と思える額を年間予算に設定しましょう。
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1月に年間予算を別口座に捨てる
年間予算が決まったら、1月にその金額をすべて競馬専用の別口座に移すのがおすすめ。
たとえば僕の場合、冬のボーナスが入ったタイミングで競馬専用の楽天銀行に6万円を入金し、そのお金は捨てたことにしています。
すると、元々捨てたお金なので負けるのは怖くなくなりますし、勝ったら捨てたはずのお金が戻ってきたという状況で競馬に臨めます。
これは玉嶋亮さんの「競馬の教科書」を参考にしていて、昔よりメンタルが安定しました。
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年間購入レース数を決める
1レースあたりの予算を決めるには、おおよその年間購入レース数を決めておくとよいです。
もちろん購入レース数が増えるほど必要な投資額は増え、また控除率の関係から回収率をプラスにすることは難しくなっていきます。
競馬で勝つためにはレース数を絞るのが鉄則。予想不足のレースに手を出さず、本気で予想したレースだけに集中投資することが重要です。
僕の場合は、基本的にダート短距離のレースの中から1日のなかで最も自信のある1レースを買うようにしたいと考えています。
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現地観戦はルール対象外
僕は現地観戦が好きで競馬場によく行くのですが、どうしても余計なレースに手が出ます。
まわりの友達がみんな馬券を買っているのに1人傍観していてもつまらないですからね。
そこで僕は「現地観戦は特別」と割り切って、年始に銀行口座に入れたお金ではなく、現金を使って現地で紙の馬券を購入しています。
この場合は映画や飲み会と同じく「娯楽費」という扱いで勝負の1レースを除いてネット投票はせず、即PATの年間収支には入れてません。
タケツム
競馬の勝負レースの選び方 | タケツム流・レースの決め方を公開
1レースあたりの購入金額を変えない
個人的には1レースあたりの購入金額は一定にしたほうがよいと考えています。
特に、競馬で勝っているときに賭け金を増やしたり、負けを取り返すために普段使わない券種に手を出すのは最も避けたいパターンです。
また、レースの自信度に応じて賭け金を変える人もいるかもしれませんが、理想を言えば、自信度Sのレースのみ購入すべきだと思います。
ということで、この記事では1レースあたりの賭け金は一定という前提のもと話しをします。
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タケツム流・1レースの予算を決める方法【計算法を公開】
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結論から言うと、この計算式であなたの1レースあたりの適切な予算を決められます。
年間予算 ÷ 年間購入レース数÷0.25
僕の場合は、年間予算60,000÷年間レース数108÷0.25=2,200(円)になります。
さて、みなさんの1レースあたりのレース予算はいくらになりましたか?
レース予算の計算式の意味
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この計算式のミソは最後の割り算で、なぜ÷0.25をするかと言うと、競馬の回収率の平均が約75%になるからです。
つまり、この計算式では
- 年間予算:60,000円 ※購入額ではない
- 年間購入レース数:108レース
- 年間回収率:75%
と仮定したとき、1レースあたりにいくら投資することになるのかを計算しています。
タケツム
- 1レースあたりの予算:2,200円
- 年間購入レース数:108レース
- ならば、
- 年間購入額は2,200×108
- つまり237,600円
- そのとき
- 年間回収率が75%ならば
- 年間払戻額は237,600×0.75
- つまり178,200円
- ならば、
- 年間収支は178,200-237,600
- 年間収支は-59,400円
仮に回収率が平均の75%になっても、年間予算の6万円以内で競馬を楽しめます。
自分はもっと回収率を上げられるという方は割り算の値を変えてもよいですが、基本的には平均値からリスクヘッジすることを勧めます。
逆に年間回収率が75%を下回っているという方は、勝負レースを絞る、予想の精度を高めるといったことに力を注いだほうがよいです。
年間収支=購入額×回収率
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競馬は回収率が100%を超えれば勝ち、回収率が100%を下回れば負けになります。
それを意識している人は多い一方、たとえ同じ回収率でも購入額によって損益の大きさが変わることを意識していない人は意外と多いです。
たとえば、
- 年間購入額10万円×回収率110%ならば利益は100,000×1.1=10,000(円)
- 年間購入額100万円×回収率110%ならば利益は1,000,000×1.1=100,000(円)
- 年間購入額10万円×回収率75%ならば損失は100,000×(-0.25)=-25,000(円)
- 年間購入額100万円×回収率75%ならば損失は1,000,000×(-0.25)=-250,000(円)
注意しなければならないのは、
回収率が100%を超えれば購入額が多いほど利益も増える一方、回収率が100%を下回ると購入額が多いほど損失も大きいということ。
競馬をするときにはつい儲かったときのことばかり想像しがちですが、ときに「負けるのが当たり前」の前提に立つことも重要です。
そして「この額までなら負けても大丈夫」という金額を予算に設定し、心の余裕を持つことが結果的によい成績に繋がると僕は思います。
レース予算を守ることは難しい
タケツム
散々偉そうに語ってきた僕ですが、自分自身もまだまだ未熟で自ら決めたルールを守れないことが本当にたくさんあります。
- 予定にない重賞に手を出す
- メインを外して最終レースを買う
- 気分によって賭け金を増やす
上記のようなことを繰り返し、冷静になってから回収率を下げていることに気づくわけですが、それくらいセルフマネジメントは難しい。
ただ、そういった状況に陥るたびに自分を見つめ直し、強いメンタル気づいていくことで、競馬の収支も安定するようになってきました。
タケツム
こちらの記事では、勝負レースを絞るためのポイントについて詳しく解説しています!
競馬の勝負レースの選び方 | タケツム流・レースの決め方を公開
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ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
料金は競馬本としては破格の1,250円。Kindle Unlimitedの会員なら無料で読めます。
もしご満足いただけなかった場合、Xまでご連絡頂ければ返金しますのでお申し付けください!
この本は、
・メインレースで当たることがゴールではなく、本気で競馬で儲けることを目指したい人
・ダート短距離というニッチな領域を極め、負け組から卒業して勝ち組になりたい人
・ダート短距離を何となく予想するのではなく、確固たる軸を持って馬券を買いたい人
こんな人におすすめです。
競馬で本気で儲けたい人だけ読んでください!
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ちょっと判らないので教えてください。
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※年間購入額は2,200×108
つまり237,600円
そのとき
年間回収率が75%ならば
年間払戻額は237,600×0.75
つまり178,200円
ならば、
年間収支は178,200-237,600
年間収支は-59,400円
—————————————————–
とありますが、年間収支-59,400円は(年間予算:60,000円 ※購入額ではない)で
年間予算と、ほぼトントンだから良しとして回収率75%でも競馬を楽しめるという
意味でしょうか。
実質、回収率100%以上を目指すのが競馬ではないでしょうか?
回収率75%は、自分の競馬に使える金額の最低限と解釈すれば良いのですか?
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
返信が遅く申し訳ございません。
>実質、回収率100%以上を目指すのが競馬ではないでしょうか?
こちらおっしゃる通りです。しかし、現実には95%の人が負けるのが競馬です。なので、負ける可能性も想定した上で「この額までなら負けても大丈夫」という負け額の最高値を設定しましょう、というのが本記事の趣旨です。その目安を回収率75%に設定しているのは、回収率の平均値がそれぐらいだからです。さすがに75%はないという人は80%、90%想定でもいいと思います。逆に、絶対に競馬で勝てるのであれば年間予算を増やせば増やすほど儲かりますからそうすればいいのですが、実際はそんなに甘くない。「もちろん回収率100%を目指すけど、初心者のうちは負けることも考えた上で馬券を買いましょうね」ということが伝えたかったです!
非常に参考になります。自分なりの予算を決めて実行したいと思います。
回収率100%以上を目指して研究中です。
コメントありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです!
陰ながら応援しております。