どうも、ちょっとした馬体重の増減は気にしないタケツム (@taketsumu_keiba) です。
あなたは馬券を買うとき、競走馬の馬体重の増減について意識していますか?
僕自身強くは意識しないですが、それでも注視しているポイントがいくつかあります。
そこで、この記事では馬体重で確認したい3つのポイントをわかりやすく解説します。
タケツム
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
\累計1,000部突破/
Kindle Unlimited会員なら無料
タップできる目次
馬体重の大幅な増減は悪いこと?
馬体重を見るときに注目すべきは、言うまでもなく「大幅な増減がある馬」です。
馬体重±10kgを超えるような大幅な増減があるだけで評価を落とす人もいますよね。
ただ「馬体重が大幅に変わる=状態が悪い」とは限らない点は注意が必要になります。
馬体重の増減の評価は理由次第!
たとえば、クロノジェネシスの秋華賞の馬体重は前走+20kgと大幅な増加がありました。
レース前には不安視する声も多くありましたが、終わってみれば結果は2馬身差の1着。
実際、この+20kgは夏に力を増強した成長分で今走の馬体増はむしろプラス要素でした。
ここからわかるように大幅な馬体重の増減は理由と一緒に評価することが大切です。
タケツム
馬体重の見方3つのポイント
僕が馬体重の増減を見るときに必ず意識して見ているポイントはこちらの3つです。
- 前走から馬体重が大幅に減少
- 前走から馬体重が大幅に増加
- キャリア全体での馬体重の増減
1. 前走から馬体重が大幅に減少
タケツム
輸送が原因の場合→消し
関西所属の馬が東京・中山、関東所属の馬が阪神・京都などの競馬場のレースに出走する際には、馬運車での輸送があります。
輸送は競走馬にとって大きなストレスで、なかには輸送後に馬体重を大きく減らしてしまう馬も少なくありません。
特に初めての輸送で馬体重を減らしている場合、輸送による影響である可能性が高いため、評価を下げるのが賢明でしょう。
夏の暑さが原因の場合→消し
競走馬は暑さが大の苦手な生き物で、ときに夏バテを起こしてしまうことがあります。
夏競馬で大幅に馬体重を減らしていたら、夏バテで調子が悪いのかもしれません。
もちろん夏バテの状態では本来の力を発揮できないので、評価は落とした方が良いです。
調教が原因の場合→買い
レースまでに強めの調教を続けていたときなど、体重が減った原因が調教の場合は評価を下げる必要はないと考えられます。
特に前走が太めだったなどの理由があれば、しっかりと身体を絞ってきた証拠です。
むしろ馬体重の大幅な減少のせいで人気が薄れているようであればラッキーですね。
2. 馬体重が前走から大幅に増加
タケツム
冬の季節が原因の場合→消し
人間と同じで競走馬も冬は体重が増えやすく、なかなか調教をしても馬体を絞れません。
大幅な馬体重の増加が見られる場合には、人気馬だとしても疑ってかかりましょう。
さらに、冬毛が見られる場合には本領発揮できない可能性が高く、要注意になります。
夏の季節が原因の場合→買い
逆に夏場は体重が減りやすい季節のため、馬体重の増加はプラスに働く場合が多いです。
ただ、休養明けの馬で大幅な増加がある場合は、単に絞り切れていない可能性もあります。
調教の内容についても併せて確認すると、馬体重増加の評価を下すことができます。
休み明けが原因の場合→消し
休み明けの競走馬が大幅な馬体重増で出走する場合、馬体を絞れてない可能性が高いです。
目標のレースに向けた叩き(タタキ)として出走している可能性も考えられるので、あまり買わないほうが現実だと思われます。
また、馬体重に関係なく、休み明けから走る馬と走らない馬がいるので、過去の休み明けのレース成績は確認しておくとよいです。
3歳馬の成長が原因の場合→買い
さきほどクロノジェネシスの例を説明しましたが、3歳馬は成長が大きい時期です。
筋肉が発達することで馬体重が2桁単位で大幅に増えることも決して珍しくありません。
逆に、この時期に馬体重を大幅に減らす3歳馬は積極的に買わない方がよいでしょう。
3. キャリア全体での馬体重の増減
タケツム
不調ではなく復調が原因の場合→買い
もし前走から-20kgの馬がいたとします。前走からの変化だけを見ると、調子が悪そうです。
しかし、5走前からの馬体重の推移が480kg → 482kg → 481kg → 502kg(休養明け) → 482kgだったらどうでしょうか。
この−20kgは不調によるものというより、休み明け初戦では絞れていなかった分をベスト体重に戻したと判断して良さそうですよね。
逆に前走から+12kgの馬が480kg → 482kg → 481kg → 469kg(輸送) → 481kgだった場合、輸送で減らした分を戻したと判断できます。
過密ローテが原因の場合→消し
前走からの馬体重の減少は僅かでも、キャリア全体で見ると緩やかに馬体重が減り続けているような競走馬がいたりします。
たとえば、480kg(デビュー) → 478kg → 470kg → 466kg → 462kgのような競走馬。
この場合、前走から見ると-4kg程度ですが、クラシック路線に向けて過酷なローテを強いられた結果の馬体重減が予測されます。
本来すこしずつ馬体重を増やすべき3歳馬が馬体を減らしている場合、レースの出過ぎなどによる体調不良を疑うとよいでしょう。
【豆知識】馬体重は重い方が有利
タケツム
結論から言うと、馬体重が重いほうがレースの結果は良くなる傾向にあります。
理由は単純で、馬体重が重い馬のほうが筋肉量が豊富で、脚力に優れているからです。
特に短距離戦やダート戦などパワーが必要な場面では、大きい馬が有利になります。
逆に、身体が大きいとスタミナの消費も激しく、長距離戦では苦戦する傾向も見られます。
タケツム
競走馬の理想の馬体重
競走馬として活躍する馬が最も多いのが、馬体重で言うと500kg前後です。
馬体重500kgは競走馬として身体の大きい方で、バランスが取れている馬体と言えます。
逆に、それ以上重すぎると脚に負担がかかり、故障してしまう可能性も高くなります。
実力は確かなのに、馬体重が重すぎるせいで故障して引退した馬も珍しくありません。
【まとめ】馬体重の増減は理由が重要
タケツム
基本的には馬体重の増減が大きい馬を注意して観察することが鉄則になります。
ただ、馬体重が大幅にプラスだから買い、マイナスだから消しというわけではありません。
どうして馬体重に大幅な増減があったのか、きちんと理由を見極めることが重要です。
【競馬】馬体重の発表時間はいつ? | レース1時間前が基本です
累計1,000部突破
ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
料金は競馬本としては破格の1,250円。Kindle Unlimitedの会員なら無料で読めます。
もしご満足いただけなかった場合、Xまでご連絡頂ければ返金しますのでお申し付けください!
この本は、
・メインレースで当たることがゴールではなく、本気で競馬で儲けることを目指したい人
・ダート短距離というニッチな領域を極め、負け組から卒業して勝ち組になりたい人
・ダート短距離を何となく予想するのではなく、確固たる軸を持って馬券を買いたい人
こんな人におすすめです。
競馬で本気で儲けたい人だけ読んでください!
累計1,000部突破