- 競馬で1番人気が勝つ確率はどれくらい?
- 1番人気が飛びやすい条件はある?
そんな疑問を解決する記事になっています!
「1番人気を軸にしたら飛んだ‥‥」
「1番人気を切ったら堅く決まった‥‥」
みなさん競馬をやっていれば、こんな経験をしたことが一度はあるのではないでしょうか。
本命党にとっても穴党にとっても、1番人気の馬の取捨選択は非常に重要な問題になります。
そこで記事では、JRAで過去5年間に実施されたレースの結果を徹底的にデータ分析。1番人気の馬が飛びやすい10の条件をまとめました。
この記事を読めば、本命党にとっては1番人気を軸にする根拠が、穴党にとっては荒れるレースを見極めるヒントが得られるはずです。
タケツム
- 1番人気の馬が飛ぶ確率は33%
- 1番人気の馬が飛びやすい10の条件
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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競馬の1番人気の勝率は32.6%【3回に1回は勝つ】
●1番人気の馬の成績
勝率 | 32.6% |
---|---|
連帯率 | 51.2% |
複勝率 | 64.0% |
単勝回収率 | 78 |
複勝回収率 | 83 |
集計期間 :2021年8月から過去5年
対象レース:芝・ダートで実施された16616レース
1番人気の馬は・・・
約3レースに1レースは勝利(1着)。
約2レースに1レースは連帯(2着以内)。
約3レースに2レースは馬券内(3着以内)。
そして、
1番人気の馬が馬券外に飛ぶ確率は
約3レースに1レース(=36%)です。
※この記事では上記の数字を基準として、複勝率が64%を下回れば下回るほど1番人気が飛びやすいファクターとして紹介します。
タケツム
1番人気の勝率が下がる10の条件
タケツム
- レース:ハンデ戦
- 競走番号:最終12レース
- 出走頭数:フルゲート18頭立て
- 馬場:不良馬場
- 競馬場:福島競馬場と小倉競馬場
- 距離:芝の短距離とダートの長距離
- 単勝オッズ:3.0倍以上
- 脚質:差し・追込
- レース間隔:半年以上
- 前走クラス:今走ダート昇級戦
1番人気の勝率が下がる10の条件1.レース:ハンデ戦
ハンデ戦はすべての出走馬に1着になるチャンスを与えるため、実績上位の馬と実績下位の馬に斤量の差をつけるレースのこと。定量戦に比べると実力が拮抗し、波乱が起きやすいです。
よく斤量1kgのハンデがあった場合、1馬身(0.2秒)の差になると言われており、定量戦であればまず勝つであろう実績上位馬が斤量の少ない実績下位の馬に破れたりします。
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1番人気の勝率が下がる10の条件2.競争条件:最終12レース
最終12レースは1日の収支がマイナスの人が一発逆転をかけて参加することが多く、高配当オッズ狙いの無茶な買い方が頻発します。
そのため、通常であればそこまで人気しないレベルの馬が過剰に売れ1番人気に押し出されるも結果は着外といったことがよく起こります。
タケツム
1番人気の勝率が下がる10の条件3.出走頭数:フルゲート18頭立て
基本的には出走頭数が多くなるほど単純に1番人気の馬の成績は下がり、特に18頭立てのときの勝率は27.9%、複勝率は56.3%です。
特に、大外枠の成績が悪いコースなどでは出走頭数が増えるほど、不利を被る可能性も上がったりするので注意が必要になります。
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1番人気の勝率が下がる10の条件4.馬場:不良馬場
芝の不良馬場になると、サンデーサイレンス系を中心に日本競馬で有利な瞬発力勝負に優れたスピードタイプの馬の末脚が鈍り、代わりにパワータイプの馬が台頭する傾向にあります。
逆にダートの不良馬場になると、抜け足が良く、芝コースのように時計が早くなるため、パワータイプの馬よりもサンデーサイレンス系を中心にスピードに優れた馬に利があります。
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1番人気の勝率が下がる10の条件.競馬場:福島競馬場&小倉競馬場
最も1番人気の馬の信頼度が低い競馬場は、福島競馬場と小倉競馬場です。2つの競馬場に共通するのは、最後の直線が短く、坂がないこと。
そもそも最後の直線に坂が設置されている競馬場があるのは実力では劣る逃げ馬のマグレ勝ちを防ぐため。坂のないコースでは人気薄の逃げ馬が粘り、1番人気が飛ぶ確率が高まります。
タケツム
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1番人気の勝率が下がる10の条件6.距離:芝の短距離&ダートの長距離
芝では1400m以下の短距離戦になると、1番人気の信頼度がグッと低くなります。大抵は出遅れると挽回が難しいこと、人気薄の逃げ馬が粘って波乱が起きることが理由です。
逆にダートでは2400m以上の長距離戦で1番人気の信頼度が下がります。個人的にはそもそもの実施回数が少なく、前走から距離延長で適性のない馬が1番人気に押されている場合が多いことが理由だと考えています。
タケツム
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1番人気の勝率が下がる10の条件7.単勝オッズ:3.0倍以上
一口に1番人気の馬と言っても、単勝オッズが1倍台の断トツ人気パターンと上位人気が割れているパターンでは状況が異なります。
特に、1番人気の単勝オッズが5.0倍を超えるレースでは飛ぶ確率が50%近くまで上がるため、過度な信頼は禁物になります。
タケツム
1番人気の勝率が下がる10の条件8.脚質:差し・追込
競馬は基本的に逃げ・先行馬が有利です。自分で展開を作れるので道中で不利を受けにくく、実力を発揮しやすいことが理由です。
逆に、差し・追込馬はいくら実力があっても、スローペースに泣かされたり、直線で前が壁になって詰まり負けする可能性があります。
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1番人気の勝率が下がる10の条件9.レース間隔:半年以上
前走からのレース間隔が半年以上空いた馬の複勝率は57.0%と低め。長期休養明けの馬は基本的に割り引いて考えたほうが賢明です。
逆に、実力は確かにもかかわらず休み明けで人気を落としている馬には馬券妙味があるので、あえて狙ってみるのもありかもしれません。
タケツム
1番人気の勝率が下がる10の条件10.前走クラス:ダートの昇級戦
ダートは芝に比べて競走馬にかかる負担が少なく、高齢になっても活躍できる馬が多いです。
そのため、クラスの壁が高く、昇級戦で1番人気に推された馬が即通用することが難しいです。
タケツム
まとめ:1番人気の勝率が低い条件から荒れるレースを見極めて回収率アップ!
この記事では1番人気の勝率が下がる条件を過去5年分のデータをもとにお伝えしました。
タケツム
- レース:ハンデ戦
- 競走番号:最終12レース
- 出走頭数:フルゲート18頭立て
- 馬場:不良馬場
- 競馬場:福島競馬場と小倉競馬場
- 距離:芝の短距離とダートの長距離
- 単勝オッズ:3.0倍以上
- 脚質:差し・追込
- レース間隔:半年以上
- 前走クラス:今走ダート昇級戦
ぜひ本命党の方は1番人気を軸にする根拠、穴党の方は荒れるレースを見極めるヒントとして活用してみてくださいね。
タケツム
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ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
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・メインレースで当たることがゴールではなく、本気で競馬で儲けることを目指したい人
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