どうも、トリガミになる馬券は絶対に買わないタケツム (@taketsumu_keiba) です。
この記事では、競馬のトリガミについて初心者から中級者の方向けにまとめました。
この記事を読めば、トリガミについてわかることはもちろん、長期的に回収率をプラスにするためのポイントまで理解できます。
タケツム
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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競馬用語「トリガミ」とは
トリガミとは「馬券は当たっているのに収支は損している状態」のことです。
たとえば、10000円分の馬券を買って8000円しか戻ってこなかったらトリガミですね。
競馬ファンの間では、馬券がトリガミになってしまったとき「ガミった」と言います。
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トリガミの語源
トリガミは「粋が身を食う(すいがみをくう)」という古事成語が由来です。
粋が身を食う(すいがみをくう):粋を気取ったり、粋人としてほめそやされたりしていると、遊興に深入りして、最後には身を滅ぼすことになる。(引用:コトバンク)
現代風に訳すと、調子に乗って遊んでいたら全財産を失っちゃったみたいな意味ですね。
そこから損をすることを「ガミを食う」というようになり、損の馬券を獲ることから「トリガミ」と変化したと言われています。
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なぜトリガミになってしまうのか?
そもそもどうして馬券が当たったのに損をするなんてことが起きるのでしょうか。
多くの場合は「絶対に馬券を当てたい!」という思いによる「点数の買いすぎ」と「人気馬の買いすぎ」の2つが原因になります。
点数の買いすぎ
特に、3連複や3連単など複数馬が絡む馬券を買う人によくあるパターンです。
たとえ本命馬が1頭に絞れても、取りこぼしを防ぎたいという思いから紐馬が乱立。
結果的に購入点数が増えたわりにレースが固く決まってしまいガミるのはあるある。
人気馬の買いすぎ
特に、人気馬ばかり買ってしまう、いわゆる本命党の人によくあるパターンです。
人気馬を買えば的中確率は上がりますが、そのぶん配当額は低くなりがちです。
特に、人気馬を軸に置いたうえに購入点数も多いダブルパンチはトリガミ確率大。
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トリガミの防止策
トリガミを防ぐためには、さきほど紹介したことと別のことをすればOKです。
つまり、点数を買いすぎず、人気馬ばかり買わなければトリガミは防げます。
点数を買いすぎない
点数を買いすぎないための方法として、僕がおすすめするのは単勝1点勝負です。
単勝1点勝負をすれば、当たったときにトリガミになる可能性は絶対に0になります。
単勝は儲からないと言う人がいますが、派手なオッズになることがないだけで、控除率のことを考えると最も儲けやすい馬券です。
また、3連単・3連複を買いたい人もまずは単勝1点勝負で軸馬を見つける目を養うことで、購入点数を減らすことに繋がりますね。
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人気馬を買いすぎない
人気馬ばかり買わない方法として、僕がおすすめするのは1番人気を軸にしないこと。
オッズが低い馬を見ると無条件で強いと思ってしまいがちですが、これは要注意。
実は、1番人気に支持される馬でも勝率は33%、複勝率は65%ほどしかありません。
約3レースに1回は馬券にも絡まないわけなので、大穴とは言わずとも、2人気〜5人気あたりから軸馬を探せるといいですね。
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そもそもトリガミは悪いことなのか?
ここまで「馬券が当たっても損するトリガミ=悪いこと」のように話してきました。
ただ、トリガミは別の言い方をすれば、全賭け金の損失を防いだとも言えるわけです。
果たしてトリガミの可能性がある買い方をすることは、悪いことなのでしょうか。
トリガミOK派とNG派の判定方法
個人的には判断軸は簡単だと思っています。
- 馬券を当てることが目的
- 馬券で儲けることが目的
みなさんはどちらでしょうか?
馬券を当てたい→トリガミOK
馬券で儲けたい→トリガミNG
こんなふうになると思います!
馬券を当てたいならトリガミOK
- とにかく馬券が当たるのがいちばん!
- 馬券が当たったときの快感が最高!
- 払戻額の大小はあまり気にしない!
- 競馬は娯楽なので儲けはいらない!
こんな方であれば、トリガミになる可能性がある買い方をしても全然いいと思います。
実際、どんなに少額であっても、馬券が当たったときは気持ちがいいですからね。
馬券で儲けたいならトリガミはNG
- とにかく馬券で儲けるのがいちばん!
- 馬券が外れても感情的にならない!
- 馬券が当たっても損するなら無意味!
- 競馬で継続的にプラス収支にしたい!
こんな方はトリガミになる買い方は避けた方がいいのではないかと思っています。
ちなみに、馬券をいっぱい当てたうえで儲けたいという人もこちらに含まれます。
なぜなら、トリガミを含む買い方をしつつ継続的にプラス収支にするのは難しいからです。
的中率と回収率の関係性
さきほども言いましたが、トリガミになる買い方をする人の多くは「馬券を当てたい!」という気持ちが強すぎる傾向があります。
もちろん競馬で儲けるためには馬券を当てることが必要なのですが、実は当たりすぎても良くないというのをご存知でしょうか。
なぜなら、競馬には的中率が上がると回収率は下がるという法則があるからです。
的中率が上がると回収率が下がるとは
たくさん馬券が当たったほうが儲かると思いがちですが、実はそれは勘違いです。
なぜなら、的中率が上がる=オッズが低い馬券ばかりを買うことを意味するからです。
極端ですがわかりやすい例を挙げると、単勝1倍台の馬の複勝を買い続けるですね。
当然、的中率は高いですが、払戻オッズが低いため、肝心の回収率は悪くなります。
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的中率と回収率の理想のバランス
僕は上記の理由から競馬で儲けたい人は、トリガミの買い方はNGと考えています。
なんなら的中したときの払戻金が賭け金の5倍以上になることを目安にしています。
的中率が20%、つまり5レースに1レース当たればプラス収支になるって考えですね。
競馬で生活するプロ馬券師だと的中率5%〜15%くらいの人もけっこう多いようです。
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競馬で勝ちたいならトリガミはNG
タケツム
競馬で勝つためには、好走する馬を見つける能力に加え、馬券の買い方が重要です。
「予想上手の馬券下手」という言葉もあるように、買い方が下手だと勝てません。
いつも予想ばかり重視して買い方は重視していなかったという方は、ぜひこの機会に馬券の買い方についても学んでみてくださいね。
どうも、3度の飯より競馬が大好きなタケツム (@taketsumu_keiba) でした。
タケツム
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ダート短距離で勝ち組になりませんか?
競馬で勝って儲けたいと思いませんか?
いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
・メインレースの予想にはたっぷり時間を使うけど、それ以外のレースは雑に買っている
・馬券を買うのはメインレース中心で、芝の短距離からダートの長距離まで手を出している
・午前中のレースは少額で賭けて、メインレースに勝ち分も含めてガッツリ賭けている
こんなふうにメインレースを主軸にした馬券の買い方をしています。あなたはどうでしょうか。
もしひとつでも当てはまるなら、いまと同じ馬券の買い方を続けていても勝てません。なぜか?
それは多くの競馬ファンが当たり前にやっていることを同じようにやっているだけだからです。
前の週の競馬が終わってすぐJRA-VANを開き、次週のメインレースの出馬予定馬を調べ、過去のレース傾向を調べ、映像を確認し、週中には各馬の調教を確認し、枠順の発表を待ち、前日の夜にはオッズを調べ、天気から馬場状態を予測し、当日は1時間前に馬体重を見て、パドックを見て、現地なら返し馬をみたうえで馬券を買う...
自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
「なぜダート短距離?」と疑問に思いますよね。地味なので興味ない人も多いでしょう。
しかし、そこがポイント。
多くの人が詳しい知識もなく時間をかけずに予想しているレースを、専門的な知識を持って時間をかけて予想すれば有利だと思いませんか?
もしあなた自身がいまダート短距離のレースを適当に買っているなら、正直いい養分です。
たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
だから今度はあなたがダート短距離を本気で学びハンパ予想の養分を搾取する側に回るのです。
私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
自分のようなアマチュアでも小さい努力で大きい成果を手に入れやすいと気づいたのです。
そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
料金は競馬本としては破格の1,250円。Kindle Unlimitedの会員なら無料で読めます。
もしご満足いただけなかった場合、Xまでご連絡頂ければ返金しますのでお申し付けください!
この本は、
・メインレースで当たることがゴールではなく、本気で競馬で儲けることを目指したい人
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