タケツム
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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フロックとは
フロックとは「まぐれ」という意味です。
たとえば、不人気馬が超スローペースをまんまと逃げ切ったときなど、特に実力ではなく展開が向いて勝利したと判断されたときに「前走は完全にフロックだったね」などと使われます。
逆に、前走が偶然の勝利と思われていたにもかかわらず、次走でも好走したときには、実力は本物であるという意味合いを込め、「前走はフロックではなかった」などとよく言います。
1997年の日本ダービーにおいて、当時フロック扱いされていた皐月賞馬サニーブライアンが勝利したときの「これはもうフロックでも何でもない!」という実況はかなり有名ですね。
フロックの語源
フロックは、英語の”fluke”が語源です。
【fluke】
・まぐれ当たり、思わぬ幸運
・偶然の出来事、不測の事態
・正しい発音は「フルーク」
ネイティブの発音は「フルーク」ですが、日本においては誤読されたまま「フロック」として使われているそうです。
フロック勝ちは本当にあるのか?
フロッグとはまぐれ勝ちのことですが、そもそも競馬にまぐれ勝ちなんてあるのでしょうか。
個人的な意見を言えば、競馬にフロックなんて存在しないと思っています。
たしかに「展開が向いた」「枠が味方した」など、偶然の好条件が重なって勝利する馬もいますが、それこそが競馬の醍醐味です。
もし競馬に実力通りの結果を期待するならば、芝の荒れ具合を均等にした新潟千直を真っ直ぐに競争するしかない。つまらないですね。
競馬は偶然性があるから面白い
そう、競馬とは、枠・展開・馬場など、たくさんの偶然要素が複合的に重なり、走るたびに結果が変わるからこそ、おもしろいのです。
もしオリンピック陸上男子100mの着順予想をしても、いつもウサイン・ボルトが勝つだけであまり面白くないと個人的には思います。
競馬では「運も実力のうち」なわけです。
偶然性でカバーできる範囲には限界がある
ここまで運も実力のうちだからフロックなんてないと言いましたが、そもそも運だけではない実力もなければ勝てないのも事実です。
どれだけ展開が向いたり、枠が味方するなどの好条件が揃っても、明らかに実力のない馬が勝利することはできないと思います。
だから、フロックは予想不能な不人気馬が勝利してしまったときの負け惜しみと言えなくもないわけですね・・・(涙)
フロックでG1制覇と思いきや実力が本物だと証明した馬
- サニーブライアン
- ヒシミラクル
- ダイワメジャー
- ダイタクヤマト
- メジロパーマー
- コパノリッキー
サニーブライアン
フロックと言えば、サニーブライアン。
東京優駿のゴール前でフジテレビの三宅アナが残した「これはもう、フロックでも、何でもない!二冠達成!」は、歴史に残る名実況です。
また、レース後のインタビューにおいて、大西騎手は「評価はどうでもよかった。1番人気はいらないから1着だけ欲しい、と思っていました」と素敵な言葉を残してくれています。
ヒシミラクル
フロックと言えば、もう1頭絶対に欠かすことができないのがヒシミラクル。
上位人気馬を差し置いてのG1連覇はもちろん、宝塚記念では前日発売でヒシミラクルの単勝1222万分の購入があり、話題になりました。
結果的にヒシミラクルが勝利したため、払戻金は1億9918万6000円と超高額になり、的中男性は「ミラクルおじさん」と呼ばれました。
ダイワメジャー
G1競争5勝、2年連続で最優秀短距離馬を受賞した名馬ダイワメジャーですが、クラシック初戦時点での評価は低く10番人気でした。
皐月賞を制覇した年にはもう1勝を挙げることができず、まさにフロックかと思われましたが、古馬になってから才能が一気に開花。
特に、2006年秋の毎日王冠→天皇賞(秋)→マイルチャンピオンシップの3連勝は強かったです。
ダイタクヤマト
スプリンターズステークスでは16頭中16番人気で優勝。G1史上3番目に高い単勝馬券の払戻25,750円を演出しました。
このG1制覇がフロック視され、続くG2・スワンSでさえ8番人気の人気薄でしたが、見事に重賞2連覇を達成しました。
さらに、続くマイルCSでも先行馬が前崩れした展開の中、4着に健闘。この年の最優秀短距離馬と最優秀父内国産馬に選出されました。
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メジロパーマー
平成初期の日本競馬を席巻したメジロ牧場の「花の87年組」。5歳(現4歳)のときに重賞を初勝利した晩成タイプの逃げ馬です。
1992年には、9番人気・15番人気の低評価を覆し、史上5頭目の宝塚記念と有馬記念の春秋グランプリ連覇を達成しました。
この実績により、同年の最優秀5歳以上牡馬と最優秀父内国産馬を受賞。また、障害競走転向から平地競争に復帰してG1競争を優勝した史上唯一の馬という珍しい記録も残しています。
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コパノリッキー
フェブラリーS連覇・かしわ記念3勝など、日本競馬史上最多のG1格相当レース11勝を記録したダートの名馬です。
G1初挑戦となったフェブラリーSでは、故障明けで近2走凡走していた影響で16頭中16番人気。今では信じられない評価ですよね。
同年の最優秀ダートホースはG1・3勝のホッコータルマエに譲りましたが、翌年はコパノリッキーが最優秀ダートホースを受賞しました。
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ダート短距離で勝ち組になりませんか?
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いつも競馬のことだけ考えて必死に予想しているのに、一向に勝てるようにならない。
もしあなたがまさにそんな状況に陥っているのであれば、すぐに改善したいですよね。
競馬で負けている多くの人は、
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自分では必死にやっているつもりでも、毎週のように馬券を買う人なら至ってフツーのこと。
それだけでは何の差別化にもならないので、むしろ自分だけ勝てるようになる方が不思議です。
では、どうすればいいのか?
いますぐダート短距離の予想を学んでください!
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しかし、そこがポイント。
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たまに当たっても基本はダート短距離を本気で予想するニッチな人に搾取されるのがオチ。
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私も数年前まではメインレースに全力投球で、たまに勝っても儲からない負け組でした。
もちろんメインレースで勝つために必死に必死に学びましたが、上には上がいました。
だけどダート短距離に特化した予想を始めて気づいたのはブルーオーシャンだということ。
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そこからはダート短距離しか馬券を買わず、気づけば4年連続で回収率はプラスでした。
何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
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とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
でも大丈夫。これからダート短距離を詳しく学びたい人には心強い味方がついています。
それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
実際に本書を読んでくださった900名を超える読者の方から頂いた声の一部をご紹介しますね。
アマチュア出版ながら発行部数は1,000部超え。Amazonレビューは⭐︎4.1です。
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