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【競馬】G1賞金一覧をランキング形式で紹介 | 有馬記念とジャパンカップが5億円

JRAで実施される全24レースのG1の賞金をランキング形式で紹介します。

タケツム
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さっそくランキングです!

【競馬】JRAのG1レース賞金ランキング

順位1着賞金レース名
1位5億円有馬記念
ジャパンカップ
2位3億円日本ダービー
3位2億2000万円宝塚記念
天皇賞・秋
4位2億円皐月賞
大阪杯
天皇賞・春
菊花賞
5位1億8000万円安田記念
マイルCS
6位1億7000万円高松宮記念
スプリンターズS
7位1億5000万円オークス
8位1億4000万円桜花賞
9位1億3000万円NHKマイルカップ
ヴィクトリアマイル
エリザベス女王杯
10位1億2000万円フェブラリーS
チャンピオンズカップ
11位1億1000万円秋華賞
12位7500万円朝日杯FS
ホープフルS
13位6500万円阪神JF

G1賞金ランキング1位:
有馬記念

競馬場中山コース芝2500m
馬齢3歳以上開催月12月
創設1956年賞金3億円
レコード2:29.5レコードゼンノロブロイ

有馬記念は、毎年12月に実施されるG1競走で、人気と実力を兼ね備えた最強馬決定戦です。

1956年にファン投票によって出走馬が決まるG1「中山グランプリ」として創設されました。

1995年まで芝2600mで実施されていましたが、1966年に芝2500mに距離が短縮されました。

1996年には約875億円の売上を記録。未だに破られていないギネス記録となっています。

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G1賞金ランキング2位:
ジャパンカップ

競馬場東京コース芝2400m
馬齢3歳以上開催月11月
創設1981年賞金3億円
レコード2:20.6レコードアーモンドアイ

ジャパンカップは、11月に実施されるG1競争で、1981年に日本競馬の国際化を目標として史上初の国際G1レースとして創設されました。

創設初期こそは海外馬が活躍していましたが、ここ20年以上は日本馬が圧倒しています。

1着馬の賞金5億円は有馬記念と並んで日本の競馬レースの中の最高賞金になります。

G1賞金ランキング2位:
日本ダービー(東京優駿)

競馬場東京コース芝2400m
馬齢4歳以上開催月5月
創設1932年賞金2億円
レコード2:22.5レコードシャフリヤール

日本ダービーは、5月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レースの2冠目です。

1932年、イギリスのダービーステークスを模範として創設された、日本競馬に関わるすべてのホースマンが憧れる最高の栄誉レースです。

第1回は目黒競馬場で開催。第3回から東京競馬場に変更となりましたが、芝2400mの距離は創設時から1回も変わっていません。

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G1賞金ランキング第3位:
宝塚記念

競馬場阪神コース芝2200m
馬齢3歳以上開催月6月
創設1960年賞金1億5000円
レコード2:10.1レコードアーネストリー

宝塚記念は、6月に実施されるG1競争で、春の中距離の最強馬決定戦です。

1960年、改修工事を終えたばかりの阪神競馬場の興隆を目的に、ファン投票で出走馬が決まる「有馬記念の関西版」として開設されました。

1960年の第1回レースは芝1800m、そのあと1965年までは芝2000mで実施。そして1966年に現行の芝2200mに距離が延長されました。

G1賞金ランキング4位:
皐月賞

競馬場東京コース芝2000m
馬齢3歳牡開催月4月
創設1939年賞金1億1000万円
レコード1:57.8レコードアルアイン

皐月賞は、4月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レース1冠目です。

1939年、イギリスのギニー2000を模範に、最もスピードのある優秀な繁殖場を選定するためのチャンピオンレースとして創設されました。

第1回は横浜競馬場の芝1850m。1943年からは東京競馬場の芝1800m。1950年から現行の中山競馬場の芝2000mで実施されています。

G1賞金ランキング第4位:
大阪杯

競馬場阪神コース芝2000m
馬齢4歳以上開催月4月
創設1957年賞金1億3500万円
レコード1:58.2レコードスワーヴリチャード

大阪杯は、4月に実施されるG1競争で、春の中距離路線の最強馬決定戦です。

1957年、古馬限定レースとして創設され、開設当初は3月に芝1800mの条件で実施されていましたが、距離や施行時期は度々変更。

1972年には距離が芝2000mに延長。1982年には施行時期が4月になりました。2017年にG1競争に格上げされた春古馬三冠レースの1冠目です。

G1賞金ランキング4位:
天皇賞(春)

競馬場京都コース芝3200m
馬齢4歳以上開催月4月
創設1938年賞金1億5000万円
レコード3:12.5レコードキタサンブラック

天皇賞(春)は、4月に実施されるG1競争で、古馬長距離の最強馬決定戦です。

1937年に第1回の帝室御賞典が実施。JRAが前身としているエンペラーズカップまで遡ると、1905年に起源を持つ伝統あるレースです。

1981年には、優勝馬が再出走できない勝ち抜き制度が廃止されました。これまでに5頭の馬が天皇賞(春)の連覇を達成しています。

G1賞金ランキング第4位:
菊花賞

競馬場京都コース芝3000m
馬齢3歳牡牝開催月10月
創設1938年賞金1億1500円
レコード3:01.0レコードトーホウジャッカル

菊花賞は、10月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レースの3冠目です。

1938年、イギリスのセントレジャーを模範として、最もスタミナのある優秀な繁殖場を選定するために創設されました。

阪神競馬場で実施された1979年を除いては、第1回からすべて京都競馬場の芝3000mの条件で実施されています。

G1賞金ランキング第5位:
安田記念

競馬場東京コース芝1600m
馬齢3歳以上開催月6月
創設1951年賞金1億1000円
レコード1:30.9レコードインディチャンプ

安田記念は、6月に実施されるG1競争で、上半期のマイル王決定戦です。

1951年に安田賞の名称で創設。レース名の由来となった安田伊左衛門が1958年に死去したため、同年より現名称に改称されました。

創設当初は3歳(現4歳)以上のハンデキャップ競争でしたが、1984年に5歳(現4歳)以上に変更。1996年に現行の競争条件に戻りました。

G1賞金ランキング第5位:
マイルCS

競馬場京都コース芝1600m
馬齢3歳以上開催月11月
創設1984年賞金1億1000円
レコード1:31.5レコードダノンシャーク

マイルチャンピオンシップは、11月に実施されるG1競争で、秋のマイル王決定戦です。

1984年、グレード制が導入された際に、長距離競争重視だった日本競馬において、短距離競争の充実を図る目的で創設されました。

春の安田記念と秋のマイルCSを同年に制覇することを春秋マイル制覇と呼び、これまでに12頭の馬が達成しています。

G1賞金ランキング第6位:
高松宮記念

競馬場中京コース芝1200m
馬齢4歳以上開催月3月
創設1971年賞金1億3000万円
レコード1:06.7レコードビッグアーサー

高松宮記念は、3月に実施されるG1競争で、春の古馬スプリント最強馬決定戦です。

1967年、前身の中京大賞典が創設。1970年に高松宮宣仁親王から優勝杯が下賜されたのを機に、1971年より高松宮杯に改称しました。

昔は芝2000mで実施される中距離の名物競争でしたが、1992年に芝1200mに距離短縮。中央以外の競馬場で行われる初めての常設G1です。

G1賞金ランキング第6位:
スプリンターズS

競馬場中山コース芝1200m
馬齢3歳以上開催月9月
創設1967年賞金1億1000円
レコード1:06.7レコードロードカナロア

スプリンターズSは、9月に実施されるG1競争で、秋のスプリント王決定戦です。

1967年、4歳(現3歳)以上の馬が出走できる唯一の短距離重賞として創設。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。1987年にはG2昇格。

1990年にG1に格上げされた際には施行時期も有馬記念の前週でしたが、2000年に現行の初秋の中山開催最終週に繰り上げされました。

G1賞金ランキング第7位:
オークス(優駿牝馬)

競馬場東京コース芝2400m
馬齢3歳牝開催月5月
創設1938年賞金1億1000万円
レコード2:22.8レコードラヴズオンリーユー

オークスは、5月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの2冠目です。

1938年、イギリスのオークスステークスを模範として、スピードとスタミナを兼ね備えた繁殖牝馬を選定するために創設されました。

創設当初は阪神競馬場の芝2700mで実施されていましたが、1943年から芝2400mに変更。1946年からは東京競馬場での開催となりました。

G1賞金ランキング第8位:
桜花賞

競馬場阪神コース芝1600m
馬齢3歳牝開催月4月
創設1939年賞金1億500万円
レコード1:31.2レコードソダシ

桜花賞は、4月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの1冠目です。

1939年、イギリスの1000ギニーを模範として、最もスピードのある優秀な牝馬を選定、優秀な繁殖牝馬を発掘するために創設されました。

1947年以降は1600mの距離、2007年以降は前年に新設された外回りコースが使われています。

G1賞金ランキング第9位:
NHKマイルカップ

競馬場東京コース芝1600m
馬齢3歳牡牝開催月5月
創設1996年賞金1億500万円
レコード1:31.4レコードダノンシャンティ

NHKマイルカップは、5月に実施されるG1競争で、春の3歳マイル王決定戦です。

1953年から1995年まで日本ダービーのトライアル競争として施行されていたNHK杯を前身として、1996年に創設されました。

クラシック三冠レースには含まれませんが、過去にキングカメハメハがNHKマイルと日本ダービーを連勝した際には変則2冠と呼ばれました。

G1賞金ランキング9位:
ヴィクトリアマイル

競馬場東京コース芝1600m
馬齢4歳以上牝開催月5月
創設2006年賞金1億500万円
レコード1:30.5レコードノームコア

ヴィクトリアマイルは、5月に実施されるG1競争で、春の4歳以上牝馬マイル王決定戦です。

牝馬は当初、早期に引退させて繁殖牝馬にさせるべきと考えられていましたが、時代とともに競走馬としての牝馬の価値がすこしずつ向上。

1996年にエリザベス女王杯が4歳以上牝馬に開放されたのを機にレース体系の見直しが行われた流れから、2006年に新設されました。

G1賞金ランキング第9位:
エリザベス女王杯

競馬場京都コース芝2200m
馬齢3歳以上牝開催月11月
創設1984年賞金1億500円
レコード2:11.2レコードトゥザヴィクトリー

エリザベス女王杯は、11月に実施されるG1競争で、秋の最強牝馬決定戦です。

1970年から1975年まで京都競馬場の芝2400mで行われていたビクトリアカップが前身で、牝馬三冠レースの3冠目に位置付けられていました。

1996年に競争条件が4歳牝馬から4歳以上牝馬に変更。。距離が芝2200mに短縮され、新・牝馬三冠レース3冠目の秋華賞が設立されました。

2021年5月現在、JRAが実施している24のG1レースを表にまとめました。

G1賞金ランキング第10位:
フェブラリーステークス

競馬場東京コースダ1600m
馬齢4歳以上開催月2月
創設1984年賞金1億円
レコード1:34.0レコードモーニン

フェブラリーステークスは、2月に実施されるG1競争で、上半期のダート最強馬決定戦です。

1984年、現在と同じ東京競馬場のダート1600mで第1回目が実施されましたが、当時はG3の格付けで、負担重量も異なるハンデ戦でした。

1994年にG2に昇格。1997年には、JRAのダートレースとして初めてG1に格付けされました。日本では1年の最初に行われるG1競争です。

G1賞金ランキング第10位:
チャンピオンズカップ

競馬場中京コースダ1800m
馬齢3歳以上開催月12月
創設1981年賞金1億円
レコード1:48.5レコードクリソリベル

チャンピオンズカップは、12月に実施されるG1競走で、下半期のダート最強馬決定戦です。

2000年、ジャパンCに匹敵するダートの国際競争を開催するため、前身のジャパンカップダートが東京競馬場のダート2100mで創設。

2008年に阪神競馬場のダート1800mへのコースを変更を経て、2014年から中京競馬場で実施。名称もチャンピオンズカップになりました。

G1賞金ランキング第11位:
秋華賞

競馬場京都コース芝2000m
馬齢3歳牝開催月10月
創設1996年賞金1億円
レコード1:56.9レコードミッキークイーン

秋華賞は、10月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの3冠目です。

1996年、エリザベス女王杯が古馬にも開放され、4歳以上の牝馬限定戦となったため、3歳牝馬限定のG1競争として創設されました。

創設当初から京都競馬場の芝2000m(内回り)で実施されており、エリザベス女王杯へ向かう前哨戦の意味合いも持つレースです。

G1賞金ランキング第12位:
朝日杯FS

競馬場中山コース芝1600m
馬齢2歳牡牝開催月12月
創設1949年賞金7000万円
レコード1:32.3レコードグレナティアガーズ

朝日杯FSは、12月に実施されるG1競走で2歳のマイル王決定戦です。

1949年、関東地区の3(2)馬チャンピオン決定戦として創設。当初の距離の芝1100mから1200mを経て、マイル戦となっています。

2013年まで中山競馬場が開催地でしたが、2014年より阪神競馬場で実施されています。

G1賞金ランキング第12位:
ホープフルS

競馬場中山コース芝2000m
馬齢2歳牡牝開催月2月
創設1984年賞金7000万円
レコード2:01.4レコードタイムフライヤー

ホープフルSは12月に実施されるG1競走で、2歳中距離の最強馬決定戦です。

2014年、日本競馬の2歳馬競走の開始時期の早期化と中距離競走の充実ぶりを理由に、G3のラジオNIKKEI2歳ステークスを名称変更。

それに伴い、阪神競馬場の芝2000mで施工から中山競馬場の芝2000mに変更。2017年よりG1格付けとなりました。

G1賞金ランキング第13位:
阪神JF

競馬場阪神コース芝1600m
馬齢2歳牝開催月12月
創設1949年賞金6500万円
レコード1:32.7レコードレシステンシア

阪神JF12月に開催されるG1競走で、2歳の最強牝馬決定戦です。

1949年、関西地区の3歳(現2歳)馬チャンピオン決定戦として創設。当初距離は芝1200mでしたが、1962年に芝1600mに変更されています。

1991年からは牡馬と牝馬のチャンピオン決定戦を明確にすることを目的として、牡馬禁制の牝馬限定戦となっています。

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G1の中でも特別なレース

全競走馬のなかでも一握りの馬のみしか出走を許されないG1。

そのなかでも特に注目度が高いレースについて紹介します。

クラシックレース

  • 桜花賞
  • 皐月賞
  • オークス
  • 日本ダービー
  • 菊花賞

クラシックレースとは「イギリスの伝統レースを起源とする3歳馬限定G1の総称」です。

3歳限定のため一生に一度しか出走できず、世代最強の座を争うレースでもあります。

なかでも皐月賞・日本ダービー・菊花賞の3レースを「牡馬三冠」、桜花賞・オークスに秋華賞を加えた3レースを「牝馬三冠」と呼びます。

ちなみに、2020年はコントレイルが牡馬三冠、デアリングタクトが牝馬三冠を制覇しました。

同じ年に牡馬と牝馬がどちらもクラシックを制覇したのは日本競馬史上初です。

古馬三冠

  • 大阪杯
  • 天皇賞(春)
  • 宝塚記念
  • 天皇賞(秋)
  • ジャパンカップ
  • 有馬記念

古馬三冠とは「4歳以上の馬を表す”古馬”の3冠レースの総称」です。

なかでも大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の3レースを「春古馬三冠」、天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念を「秋古馬三冠」と呼びます。

ちなみに、夏シーズン7月・8月には、G1は1レースも実施されません。

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