- 最後の直線が長い競馬場は?
- 最後の直線に坂がある競馬場は?
そんな疑問を解決する記事になっています!
現在、JRAには10の競馬場がありますが、最後の直線の長さはすべてバラバラです。
当然、最後の直線が短い競馬場のほうが逃げ馬が残りやすいなど傾向が変わるため、各競馬場の直線の長さを理解しておくことは重要です。
また、同じ競馬場の中でも京都競馬場・阪神競馬場・新潟競馬場の芝コースは外回りと内回りがあり、施行距離や施行条件によって最後の直線の長さが異なるため注意が必要になります。
そこで、この記事では全部で10あるJRA競馬場を芝・ダート別に最後の直線が長い順に並び変えたランキングを発表します。
タケツム
タケツム
ダート短距離専門家。2022年4月にJRAのダート1400m以下のレース予想に特化した『ダート短距離の教科書』を出版。Amazonレビュー4.1。2023年の回収率は111%。馬券は単勝のみ。X(旧Twitter)もやっています。
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直線が長い競馬場ランキング【芝】
- 新潟競馬場・外回り(659.0m)
- 東京競馬場(525.9m)
- 阪神競馬場・外回り(476.3m)
- 中京競馬場(412.5m)
- 京都競馬場・外回り(403.7m)
- 阪神競馬場・内回り(359.1m)
- 新潟競馬場・内回り(358.7m)
- 京都競馬場・内回り(328.4m)
- 中山競馬場(310.0m)
- 福島競馬場(299.7m)
- 小倉競馬場(293.0m)
- 札幌競馬場(269.1m)
- 函館競馬場(262.1m)
1位:新潟競馬場・外回り(659.0m)
直線を向いてからの瞬発力勝負!
新潟競馬場の芝コース外回りの直線距離は、最も長い659.0m。最後の直線まで脚を溜めるため、レースの前半はスローペースで流れ、直線を向いてからの瞬発力勝負になることが多い。最後の直線には、ほとんど坂もなく平坦。ラスト3ハロンで上がり最速の脚を使える馬が非常に有利。逃げ馬が最後まで粘り切るのは難しい。
2位:東京競馬場(525.9m)
スタミナとスピードの両方が求められる!
東京競馬場の芝コースの直線距離は、2番目に長い525.9m。最後の直線に入ってすぐ、ゴールまで残り約500m〜250mの地点は、高低差2.1mの上り坂がダラダラと続き、競走馬のスタミナを急激に奪う。上り坂が終わると、ゴールまでの残り約250mは平坦な直線が続く。坂を登り切るスタミナと他馬を凌ぐスピードの両方が必要。
3位:阪神競馬場・外回り(476.3m)
ラスト200mは急坂も意外と前が残る!
阪神競馬場の芝コース外回りの直線距離は、3番目に長い476.3m。4コーナーから最後の直線に入って約250mまでは、穏やかな下り坂が続く。一方、ゴールまで残り約200mは高低差1.8mの急坂が待ち構える。急坂があると先行馬がパタリと止まる場合も多いが、下り坂でスピード乗った先行馬がそのまま押し切るレースも多い。
4位:中京競馬場(412.5m)
差し・追込が決まりやすいコース!
中京競馬場の芝コースの直線距離は、4番目に長い412.5m。大規模な改修の結果、コース全体の高低差は全競馬場で3番目に大きい3.5m。向正面から最後の直線に向くまで下り坂が続くが、直線を向くと高低差約2mの急坂が待ち構える。坂を上り切ったあとは平坦よりの緩い上りが約220m。差し・追込も比較的よく決まる。
5位:京都競馬場・外回り(403.7m)
下りで直線に向き、早い時計が出やすい!
京都競馬場の芝コース外回りの直線距離は、5番目に長い403.7m。第3〜4コーナーにかけて下り坂が続き、スピードに乗ったままの状態で最後の直線を迎えるため、とにかく早い時計が出やすい。直線距離も約400mと長いため、差し・追込も比較的よく決まるが、大外を回しすぎると差し切りは厳しい。
6位:阪神競馬場・内回り(359.1m)
小回り適性の高い先行馬が有利!
阪神競馬場の芝コース外回りの直線距離は、6番目に長い359.1m。同じ阪神競馬場の外回りコースに比べるとカーブが厳しく、小回りをしながら加速する器用さが必要。ゴールまで残り200mは高低差1.8mの急坂が待ち構えるが、外回りと同じくスピードのある先行馬がそのまま押し切るレースも多い。
7位:新潟競馬場・内回り(358.7m)
逃げ・先行馬にもチャンスあり!
新潟競馬場の芝コース内回りの直線距離は、7番目に長い358.7m。外回りコースと比べると直線距離が300mも短く、逃げ・先行馬にも十分チャンスはある。しかし、依然としてローカル競馬場のなかでは最長の直線距離を誇り、上がり3ハロンで最速の脚を使える瞬発力のあるタイプが強いことに変わりはない。
8位:京都競馬場・内回り(328.4m)
小回り適性が高くインを回れる馬が有利!
京都競馬場の芝コース内回りの直線距離は、8番目に長い328.4m。第3コーナーから最後の直線の入り口まで続く下り坂で加速する馬が多く、第4コーナーで外に膨らんでしまう馬が多いため、小回りができる器用さがあると有利。直線が平坦で基本は先行馬が有利だが、インから突っ込んだ差し・追込が決まるパターンがある。
9位:中山競馬場(310.0m)
日本一の急坂を乗り越えるパワーが必要!
中山競馬場の芝コースの直線距離は、9番目に長い310.0mです。ゴールまで残り180mから70mの地点には、高低差2.2mの日本一の超急坂が待ち構える。また、コース全体の高低差もこれまた日本最大の5.3m。道中の高低差を乗り切るタフさと、最後の坂を踏ん張るパワーが必要。スピードだけでは勝ち切れない。
10位:福島競馬場(299.7m)
最後方からの競馬は届かない!
福島競馬場の芝コースの直線距離は、10番目に長い299.7m。1周の長さはJRAの競馬場で最も短い1600mで、ゴールまで残り600mは半分がカーブ、半分が直線。3コーナーの途中からスピードを出して加速する必要があり、小回り適性の高さが必要。最後に高低差1.2mの坂があるが、直線が短いため後ろが届かないレースが多い。
11位:小倉競馬場(293.0m)
前が止まらない展開が多い!
小倉競馬場の芝コースの直線距離は、3番目に短い293.0m。小倉競馬場の1周の長さ1615mは、福島競馬場に続いて日本で2番目に短い。コース全体では約3mの高低差があるが、最後の直線は完全に平坦なうえに距離が短いため、前が止まらない展開になることが多い。ただ、ハイペースが予想されるときには差し馬にも注意。
12位:札幌競馬場(269.1m)
第4コーナーで前につけていることが重要!
札幌競馬場の芝コースの直線距離は、2番目に短い269.1m。円形レイアウトである札幌競馬場は、コースの3分の2がカーブで、最後の直線も非常に短い。外を回して直線を迎えると届きようがなく、第4コーナーの位置どりが非常に重要。全面洋芝のため、1周を通して平坦であるにも関わらず、馬場状態次第ではタフなレースになる。
13位:函館競馬場(262.1m)
先行力とキレる脚が求められる!
函館競馬場の芝コースの直線距離は、最も短い262.1m。追い込みが決まることはほぼなく、圧倒的前有利なコース。前で競馬ができる先行力と、一瞬で加速できるキレの両方が重要。札幌同様のオール洋芝なうえローカル最大の3.5mの高低差もあり、馬場次第ではとてもタフなコースになる。
直線が長い競馬場ランキング【ダート】
- 東京競馬場(501.6m)
- 中京競馬場(410.7m)
- 新潟競馬場(353.9m)
- 阪神競馬場(352.9m)
- 京都競馬場(329.1m)
- 中山競馬場(308.0m)
- 福島競馬場(295.7m)
- 小倉競馬場(293.0m)
- 札幌競馬場(264.3m)
- 函館競馬場(260.3m)
1位:東京競馬場(501.6m)
前々競馬だけでは勝てきれない!
東京競馬場のダートコースの直線距離は日本で最も長い501.6m。ダートは基本的に前有利になりがちだが、東京ダートに関しては直線の距離が長く、前々の競馬だけでは勝ち切れない。通常のダートコースではありえない最後方からの追込などが決まることも珍しくはない。芝スタートのコースは1600m。
2位:中京競馬場(410.7m)
タフなコース
中京競馬場のダートコースの直線距離は日本で2番目に長い410.7m。最後の直線を迎えてから一気に2mの急坂を駆け上がり、200m走るとゴールです。中山競馬場には及びませんが、非常にタフなコースです。
3位:新潟競馬場(353.9m)
新潟競馬場のダートコースの直線距離は3番目に長い353.9mです。芝コースの外回りが非常に長いのでダートも直線が長いと思われがちですが、実は意外とこじんまりとしています。最後の直線には坂もなく、通常のダートと同じく前々競馬が有効です。
4位:阪神競馬場(352.9m)
ゴール前に急坂あるも前有利
阪神競馬場のダートコースの直線距離は4番目に長い352.9mです。最後の直線の中段地点・ゴールまで残り200mから1.6mの急坂が待ち受けていますが、前々で競馬を進めた先行馬がそのまま粘り切ることが多いです。芝スタートのコースは1400mと2000mの2コース。
5位:京都競馬場(329.1m)
速い時計が出やすい!
京都競馬場のダートコースの直線距離は5番目に長い329.1m。芝コースと同じく第3~4コーナーにかけて下り坂となっており、スピードに乗ったまま直線を迎える。他場に比べて早い時計が出やすく、内枠のポジションを取れる馬が有利。芝スタートのコースは1400m。
6位:中山競馬場(308.0m)
全競馬場の中で最もタフなコース!
中山競馬場のダートコースの直線距離は6番目に長い308.0mです。コース全体の高低差は4.5m、ゴール前に設置された急坂の高低差2.2m。さらに、ゴール前の直線距離が短く、早めのペースアップから長く使える脚が要求されるため、絶対的なスタミナが必要となります。芝スタートのコースは1200mです。
7位:福島競馬場(295.7m)
福島競馬場のダートコースの直線距離は7番目に長い295.7m。コース全体を通してなだらかな上り下りが続き、直線を向いてから高低差1.0mの緩やかな坂を上るとゴール。基本的には平坦なコースと思ってOK。最後の直線が短いため前々競馬が有利になりやすい。芝スタートのコースは1150m。
8位:小倉競馬場(293.0m)
小倉競馬場のダートコースの直線距離は3番目に短い293.0m。残り400m地点から高低差約0.6mの坂を上ってゴール。1000mに関してはスタートからゴールまでほぼ下り坂のイメージに近く、極限のスピード勝負になる。平坦で小回りなコースのため、やはり前々からの競馬が有利。芝スタートのコースはない。
9位:札幌競馬場(264.3m)
札幌競馬場のダートコースの直線距離は2番目に短い264.3m。コース全体は円形に近い作りでカーブが多いため、常に外を回らされる馬にとっては厳しい展開になる。基本的には前々と内々の競馬が有利だが、距離ロスがあってでも長い脚を使って捲った馬がそのまま勝ち切ることもある。芝スタートのコースはない。
10位:函館競馬場(260.3m)
函館競馬場のダートコースの直線距離は最も短い260.3m。第3~4コーナーにはスパイラルカーブが採用されており、ゴールまではなだらかな下り坂のため、圧倒的に前々の競馬が有利。逃げ馬の成績が異常に良い。ただ、2400mは坂を2回上るため、タフなスタミナタイプが好走することも多い。芝スタートのコースはない。
競馬場別の特徴
競馬場 | 坂 | 波乱 | 傾向 |
---|---|---|---|
札幌 | – | 中 | 弱い馬にチャンスはあるが、少頭数のため思ったほどは荒れない。 |
函館 | – | 中 | 弱い馬にチャンスはあるが、少頭数のため思ったほどは荒れない。 |
福島 | – | 多 | 直線に坂がなく、芝・ダート共に荒れやすい。 |
新潟 | – | 中 | 芝は非常に荒れやすい。 |
東京 | 有 | 少 | 直線半ばに坂があり荒れにくいが、ダートでは大波乱もある。 |
中山 | 有 | 少 | ゴール前に坂があり荒れにくい。 |
中京 | 有 | 中 | ゴール前に坂があり荒れにくいが、ダートでは大波乱もある。 |
京都 | – | 多 | 直線に坂がなく荒れやすい。特にダートでは大波乱もある。 |
阪神 | 有 | 少 | ゴール前に坂があり荒れにくい。 |
小倉 | – | 中 | 弱い馬にチャンスはあるが、思ったほどは荒れない。 |
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何度も言いますが、私自身は特別に競馬の予想に関する才能を持っていたわけではありません。
それでも勝ち組になれたのは、紛れもなくダート短距離というニッチな領域を極めたから。
とはいえダート短距離を専門的に学ぶと言っても何から始めたらいいかわからないですよね。
私もダート短距離特化で予想を始めたときは情報が少なく、独学で手探り状態でした。
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それがダート短距離の予想に特化した唯一の競馬本『ダート短距離の教科書』。
本書ではJRAダ1400m以下の予想だけに的を絞ったノウハウを1冊に凝縮しています。
ダート短距離の知識がゼロの人が読む前提で、超初心者でもわかるよう丁寧に解説しました。
本書を読めば、ダート短距離に関する「脚質」「馬場状態」「枠順」「性別」「馬体重」「斤量」などの基本的な考え方がわかります。
たとえば、ダート短距離では勝ち馬の7割が第4角を5番手以内に回った先行馬になります。
先行馬有利は競馬の鉄則ですが、直線が短く芝よりスピードが出ないダート短距離では、より逃げ馬や先行馬に注意して予想せねばなりません。
ほかにも、ダート短距離ではOPクラス昇級初戦の馬の勝率が非常に低いという特徴があります。
実際、2022年に昇級初戦で1〜3番人気に推された15頭のうち1着になったのはわずか1頭でした。
これはダート短距離が高齢まで走る馬が多いうえに重賞が少なく芝よりOPのレベルが高いことが原因ですが、知らないと罠にハマってしまいます。
こんなふうにダート短距離にはダート短距離だけの特長が存在します。上記のポイントを踏まえて予想するだけでも変わると思いませんか?
本書では上記のようなダート短距離の予想に特化したポイントを永遠に解説していきます。
別の競馬本には絶対マネできない変態度です笑
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