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サンデーサイレンスの最高傑作BEST20【あなたが選ぶ歴代最強産駒は?】

  • サンデーサイレンスの最高傑作は?

そんな疑問を解決する記事になっています!

この記事でわかること
  • サンデーサイレンスの最高傑作20選

サンデーサイレンスと言えば、1995年から2007年まで13年連続でJRAリーディングサイアーに輝いた日本を代表する大種牡馬です。

サンデーサイレンス産駒の名馬として真っ先に浮かぶのがディープインパクトだと思いますが、ほかにも数々の名馬を輩出しています。

この記事では【サンデーサイレンス産駒の最高傑作馬20選】と題打ち、サンデーサイレンスが残した20頭の名馬をご紹介していきます。

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サンデーサイレンスとは

サンデーサイレンスは元々、アメリカ合衆国で活躍した競走馬です。

幼少期は見栄えのしない容貌と地味な血統ゆえに買い手がつかず、ウイルス性の腸疾患にかかり生死の境を彷徨うなど、散々な日々でした。

しかし、1988年10月に競走馬としてデビューすると、翌1989年にはアメリカ三冠のうちの二冠にあたるケンタッキーダービー・プリークネスステークスを制覇

さらには、ブリーダーズカップ・クラシックを勝つなど、最終的にG1を6勝する活躍を見せ、エクリプス賞年度代表馬に選出されました。

左前脚の靭帯損傷で競走馬を引退した後はアメリカで種牡馬生活を送る予定でしたが、血統条件の悪さゆえに種牡馬としての評価は低く、ほとんど購入希望者は現れませんでした。

そんな中、社台ファームの創業者・吉田善哉がサンデーサイレンスの購入を打診。合計1100万ドル(約16億5000万円)で買い取りました。

この取引は当時「日本人のブリーダーがとても成功しそうにない母系から生まれたヘイロー産駒を買っていった」とアメリカの生産者の笑いものになったそうですが、結果は一目瞭然。

サンデーサイレンスは1995年から2007年まで13年連続でJRAリーディングサイアーに輝き、日本を代表する大種牡馬として活躍しました。

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サンデーサイレンス産駒の最高傑作馬20選

  1. フジキセキ(1992年産)
  2. マーベラスサンデー(2002年産)
  3. ダンスインザダーク(1993年産)
  4. サイレンススズカ(1994年産)
  5. ステイゴールド(1994年産)
  6. スペシャルウィーク(1995年産)
  7. マンハッタンカフェ(1996年産)
  8. アグネスタキオン(1996年産)
  9. ゴールドアリュール(1996年産)
  10. デュランダル(1997年産)
  11. ビリーヴ(1998年産)
  12. ゼンノロブロイ(2000年産)
  13. ネオユニヴァース(2000年産)
  14. アドマイヤグルーヴ(2000年産)
  15. スティルインラヴ(2000年産)
  16. ダイワメジャー(2001年産)
  17. ハーツクライ(2001年産)
  18. ディープインパクト(2002年産)
  19. フサイチパンドラ(2003年産)
  20. マツリダゴッホ(2003年産)

フジキセキ(1992年産)

サンデーサイレンスの初年度産駒です。デビューから3戦3勝で朝日杯3歳Sを勝利。サンデーサイレンス産駒初のG1勝ちを達成しました。

翌年の弥生賞にも勝利。当然クラシック出走が目標でしたが、屈腱炎を発症してしまい、そのまま引退となってしまいました。

種牡馬としては、キンシャサノキセキ・イスラボニータ・ストレートガールなど、短距離路線の活躍馬を多く輩出。一方、稼ぎ頭はダート路線で活躍したカネヒキリでした。

マーベラスサンデー(2002年産)

サンデーサイレンスの初年度産駒です。通算成績は15戦10勝。連対率80.0%・複勝率86.6%と抜群の安定感を見せた名馬です。

G1勝利こそ宝塚記念の1回のみですが、有馬記念2年連続2着、天皇賞(春)3着などの活躍を見せ、中長距離のレースが得意でした。

種牡馬としては、スタミナを武器にした産駒が多く、キングジョイやマーベラスカイザーなど、障害レースで活躍した産駒が多いです。

ダンスインザダーク(1993年産)

サンデーサイレンスの2年目産駒です。オークス馬のダースパートナーを姉に持ち、デビュー前から良血馬として注目されていました。

東京優駿ではフサイチコンコルドにクビ差で負けて2着でしたが、菊花賞で優勝。今後の活躍が期待されましたが、屈腱炎で引退しました。

種牡馬としては、デルタブルース・ザッツザプレンティ・スリーロールスなど、長距離路線の活躍馬を多く輩出しました。

サイレンススズカ(1994年産)

サンデーサイレンスの3年目産駒です。バレンタインSで才能が一気に開花して以降、破竹の5連勝で宝塚記念を制覇した伝説の逃げ馬。

しかし、単勝1.2倍の1番人気で迎えた天皇賞(秋)でレース途中に故障を発生。人気絶頂の中、無念の予後不良となってしまいました。

鞍上の武豊騎手はのちに「ディープインパクトから逃げ切れる馬がいるとしたら、それはサイレンススズカだけだ」と語っています。

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ステイゴールド(1994年産)

サンデーサイレンスの3年目産駒です。通算成績は50戦7勝。2着が12回とあと一押しが足りない印象が強い現役時代でした。

G1でも2着が4回で勝利がありませんでしたが、引退レースとなった香港ヴァーズで見事な追い込みを決め、有終の美を飾りました。

ステイゴールドは種牡馬としての実績がすごく、オルフェーヴル・ドリームジャーニー・ゴールドシップなどの名馬を輩出しました。

スペシャルウィーク(1995年産)

サンデーサイレンスの4年目産駒です。通算成績は17戦10勝。連対率82.4%・複勝率94.1%と抜群の安定感を持った名馬です。

引退レースの第44回有馬記念でライバルのグラスワンダーと繰り広げた4cm差の超接戦は、競馬史に残る名レースとなっています。

種牡馬としては、シーザリオ・ブエナビスタなどを輩出しました。特に名牝シーザリオは、エピファネイア・サートゥルナーリアなどを産み、母父としても大成功しました。

マンハッタンカフェ(1996年産)

サンデーサイレンスの5年目産駒です。東京優駿の時期には500万条件だった、長距離レースが大得意の夏の上がり馬です。

菊花賞を制すると、有馬記念と天皇賞(春)とG1を連勝。菊花賞→有馬記念→天皇賞(春)を3連勝したのは、同馬とシンボリルドルフだけです。

種牡馬としては、ヒルノダムールのような長距離馬からクイーンズリングのような短距離馬、グレープブランデーのようなダート馬まで幅広いタイプの活躍馬を輩出しています。

アグネスタキオン(1996年産)

サンデーサイレンスの5年目産駒です。ダービー馬のアグネスフライトを兄、桜花賞馬のアグネスフローラを母に持つ、超良血馬です。

皐月賞では、レース史上2位59.4%の単勝支持率に応えて優勝しましたが、レース後に屈腱炎を発症してしまい、引退しました。

種牡馬としては、ダイワスカーレットやディープスカイを輩出。2008年には、1957年のクモハタ以来、内国産馬として51年ぶりにJRA総合リーディングサイアーを獲得しました。

ゴールドアリュール(1996年産)

サンデーサイレンスの5年目産駒です。サンデーサイレンス産駒の中で史上唯一ダートG1を制覇した名馬です。

ダートでの成績は9戦7勝。フェブラリーS・東京大賞典・ダービーグランプリ・ジャパンダートダービーとダートG1を4勝もしています。

種牡馬としては、エスポワールシチー・スマートファルコン・コパノリッキー・ゴールドドリームなど、ダートの名馬を輩出しています。

デュランダル(1997年産)

サンデーサイレンスの6年目産駒です。G1の平均上がりタイム33.4と強烈な差し脚を武器に、短距離路線で活躍した名馬です。

マイルCS連覇、スプリンターズS 1着1回 2着2回、高松宮記念 2着と短距離G1で抜群の成績。2年連続で最優秀短距離馬に選ばれました。

種牡馬としては、オークス馬のエリンコートが唯一のG1馬です。母父としては、チュウワウィザードがダートG1を3勝しています。

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ビリーヴ(1998年産)

サンデーサイレンスの7年目産駒です。前述したデュランダルと同じく短距離路線、特にスプリントレースで活躍した名馬です。

2002年にはサンデーサイレンス産駒として初めて短距離G1スプリンターズステークスを優勝。翌年には、高松宮記念も優勝しました。

繁殖牝馬としては、産駒のG1勝ちはありませんが、ジャンダルムがG3デイリー杯2歳Sを制覇。その後は、短距離路線で活躍しています。

ゼンノロブロイ(2000年産)

サンデーサイレンスの9年目産駒です。セレクトセール9000万で落札された期待馬でしたが、3歳クラシックは無冠で終わりました。

しかし、2004年、ペリエ騎手とのコンビで天皇賞(秋)・ジャパンC・有馬記念と3連勝。史上2頭目の秋古馬三冠馬の称号を獲得しました。

種牡馬としては、オークス馬のサンテミリオンが唯一のG1馬です。2020年を持って種牡馬を引退。2021年からは繋養に入りました。

ネオユニヴァース(2000年産)

サンデーサイレンスの9年目産駒です。デビュー戦に騎乗した福永騎手はレース後に「G1級ですよ」と関係者にG1勝利を予言したそう。

その予言通り、M.デムーロ騎手とのコンビで皐月賞と東京優駿を制覇。菊花賞は3着に敗れましたが、クラシック2冠を獲りました。

種牡馬としては、アンライバルド・ロジユニヴァース・ヴィクトワールピザ・ネオリアリズムなどの名馬を輩出しました。

アドマイヤグルーヴ(2000年産)

サンデーサイレンスの9年目産駒です。名牝エアグルーヴを母に持ち、当時のセレクトセール史上最高価格2億3000万円で落札されました。

牝馬三冠レースでは、同期でサンデーサイレンス産駒のスティルインラヴに全敗。しかし、エリザベス女王杯を連覇した実力は本物です。

繁殖牝馬としては、ラストクロップのドゥラメンテが皐月賞を制覇日本競馬史上初・母仔による4世代連続G1勝利の偉業を達成しました。

スティルインラヴ(2000年産)

サンデーサイレンスの9年目産駒です。3歳牝馬クラシックの桜花賞・優駿牝馬・秋華賞をすべて勝利した史上2頭目の三冠牝馬です。

3冠達成後はエリザベス女王杯でライバルのアドマイヤグルーヴに敗れるなど、未勝利のまま引退。早熟だったのかもしれません。

引退後は繁殖牝馬として初年度産駒の牡馬デューダを出産した年に死亡。目立った活躍がなく、残念ながら血は途絶えてしまいました。

ダイワメジャー(2001年産)

サンデーサイレンスの10年目産駒です。ダイワスカーレットは母が同じ半妹になります。10番人気で皐月賞を勝利しました。

古馬になってからは、持ち前のスピードを武器に安田記念・マイルCS連覇と短距離G1を3勝。2年連続で最優秀短距離馬に選出されました。

種牡馬としては、カレンブラックヒル・メジャーエンブレム・アドマイヤマーズなど、マイル戦に強く、早熟タイプの産駒が多いです。

ハーツクライ(2001年産)

サンデーサイレンスの10年目産駒です。競走馬としての実績はG1 2勝 2着3回と、あと一歩足りないレースが多かったような印象です。

ベストレースはやはり第50回有馬記念。C.ルメール騎手が大胆な先行策を取り、日本馬として唯一ディープインパクトに先着しました。

種牡馬としては、スワーヴリチャード・シュヴァルグラン・リスグラシュー・ジャスタウェイなど、錚々たる名馬を輩出しています。

ディープインパクト(2002年産)

サンデーサイレンスの11年目産駒です。日本人ならば知らない人はいないであろう、サンダーサイレンス産駒の最高傑作です。

通算成績は14戦12勝。皐月賞では武豊騎手が語った「走っているより飛んでいるような感覚」はディープの走りを表す名言ですね。

種牡馬としても数え切れないほどのG1馬を輩出。2012年から2021年まで10年連続で日本のリーディングサイアーを獲得しました。

フサイチパンドラ(2003年産)

サンデーサイレンスのラストクロップです。エリザベス女王杯では、オークスで敗れたカワカミプリンセスが降着で繰り上げ優勝。

15年ぶり2頭目のG1競走における繰り上げ優勝という大変珍しいケースで、競走馬としては唯一のG1制覇を達成しました。

繁殖牝馬としては、アーモンドアイを出産。フサイチパンドラなしに史上最強牝馬がいなかったと思うと感慨深いです。

マツリダゴッホ(2003年産)

サンデーサイレンス産駒のラストクロップかつサンデーサイレンス産駒最後のG1勝ち馬です。

通算成績は27戦10勝。内訳を見ると、中山競馬場13戦8勝、それ以外14戦2勝。オールカマー3連覇や有馬記念制覇など、中山巧者でした。

種牡馬としては、G1勝ち馬は出ていません。どちらかと言えば、中京や福島などパワーが必要なコースや重馬場が得意な産駒が多いです。

サンデーサイレンス産駒の最高傑作【ジャンル別】

殿堂入り:ディープインパクト

最優秀スプリンター:ビリーヴ

最優秀マイラー:ダイワメジャー

最優秀中距離馬:スペシャルウィーク

最優秀ステイヤー:マンハッタンカフェ

最優秀ダート馬:ゴールドアリュール

最優秀牝馬:スティルインラヴ

最優秀種牡馬:ステイゴールド

最優秀繁殖牝馬:フサイチパンドラ

最優秀逃げ馬:サイレンススズカ

サンデーサイレンスの血の物語はこれからも続く

  1. フジキセキ(1992年産)
  2. マーベラスサンデー(2002年産)
  3. ダンスインザダーク(1993年産)
  4. サイレンススズカ(1994年産)
  5. ステイゴールド(1994年産)
  6. スペシャルウィーク(1995年産)
  7. マンハッタンカフェ(1996年産)
  8. アグネスタキオン(1996年産)
  9. ゴールドアリュール(1996年産)
  10. デュランダル(1997年産)
  11. ビリーヴ(1998年産)
  12. ゼンノロブロイ(2000年産)
  13. ネオユニヴァース(2000年産)
  14. アドマイヤグルーヴ(2000年産)
  15. スティルインラヴ(2000年産)
  16. ダイワメジャー(2001年産)
  17. ハーツクライ(2001年産)
  18. ディープインパクト(2002年産)
  19. フサイチパンドラ(2003年産)
  20. マツリダゴッホ(2003年産)

この記事では、サンデーサイレンス産駒の最高傑作20選を紹介しました。

2019年には、サンデーサイレンス産駒の最高傑作の大本命であるディープインパクトが死去。悲しいことに、サンデーサイレンス産駒が残した子どもたちの訃報が続いています。

しかし、無敗のクラシック三冠制覇を達成したコントレイルのように現在も日本競馬の中心にいるのは、やはりサンデーサイレンス系のサラブレット。血の物語は続いていきます。

【2022年最新版】日本の歴代リーディングサイアーをまとめてみた

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