- 無敗で古馬混合G1を勝利した馬は?
そんな疑問を解決する記事となっています!
2021年の大阪杯では、デビューから5戦無敗の牝馬レイパパレが見事な逃げ切り勝ち。無敗での古馬混合G1制覇を達成しました。
しかし、過去を見てみると、2020年に無敗でのクラシック三冠制覇を達成したコントレイルとデアリングタクトが初の古馬混合G1挑戦となったジャパンカップでキャリア初黒星。
日本競馬の歴史に名を遺すような名馬でさえ、簡単には成し遂げられない偉業なんです。
この記事では、そんな難しいハードルを見事に乗り越え、デビューから1敗もせず、無敗で古馬混合G1を制覇した歴代の名馬を紹介します。
無敗での古馬混合G1は難しい【過去事例からみる達成確率】
これまでに無敗で3歳クラシック制覇を達成した馬は牡牝合わせて4頭います。
- シンボリルドルフ(8戦8勝)
- ディープインパクト(7戦7勝)
- コントレイル(7戦7勝)
- デアリングタクト(5戦5勝)
そんな歴代でも稀に見る偉業を達成したあと、初めての古馬混合G1の結果を見てみると・・・
- シンボリルドルフ(ジャパンC3着)
- ディープインパクト(有馬記念2着)
- コントレイル(ジャパンC2着)
- デアリングタクト(ジャパンC3着)
どの三冠馬も惜しい競馬をしていますが、すべて初の古馬混合G1で初の敗戦を喫しています。
特に、ディープインパクトが国内で優勝を逃したのは、後にも先にもこの有馬記念だけです。
無敗で古馬混合G1制覇を達成した3頭の名馬
あのシンボリルドルフやディープインパクトですら成し遂げられなかった無敗での古馬混合G1制覇を達成した馬は歴代で3頭です。
- ファインモーション
- クリソベリル
- レイパパレ
ファインモーション(2002 エリザベス女王杯)
史上初めての無敗での古馬混合G1制覇を達成した名馬はファインモーションです。
牡馬相手のデビュー戦を単勝1.1倍の支持に応えて4馬身差で圧勝するも、骨折で8カ月の休養。
春シーズンの桜花賞・オークスには出走できませんでしたが、3歳の夏に復帰すると、北海道の条件戦を2戦連続の5馬身差で圧勝。
その後、ローズSを快勝した勢いのまま、G1秋華賞に出走すると、単勝1.1倍の支持に応えて優勝。初のG1制覇を達成しました。
続いて臨んだ古馬混合G1のエリザベス女王杯も単勝1.2倍の断然人気で優勝。史上初の無敗での古馬混合G1制覇を達成しました。
そのあとは有馬記念に出走して1番人気に推されましたが、同世代の牡馬シンボリクリスエスに1秒差の5着に敗れ、初の黒星。
そこからはG2を2勝したもののG1での勝利はなく、最終的に15戦8勝の戦績で引退しました。
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クリソベリル(2019 チャンピオンズカップ)
史上2番目に無敗での古馬混合G1制覇を達成した名馬はクリソベリルです。
単勝1.2倍に支持された新馬戦を7馬身差で圧勝すると、続く条件戦も同じく7馬身差で圧勝。
地方競馬でも圧巻のパフォーマンスを見せ、ジャパンダートダービーなど交流重賞を3連勝。
そしてG1初挑戦となるチャンピオンズCでは、単勝4.4倍の2番人気でしたが、1番人気のゴールドドリームをクビ差で凌ぎ、無傷での古馬混合G1制覇を達成しました。
そのあとは海外初挑戦のサウジカップで7着に敗れ、初の黒星を喫しますが、帰国後には帝王賞とJBCクラシックを優勝。続くチャンピオンズCでは4着に敗れ、連覇はなりませんでした。
2021年秋のチャンピオンズCへの出走に向けて日本テレビ盃で復帰が有力。楽しみですね!
レイパパレ(2021 大阪杯)
史上3番目に無敗での古馬混合G1制覇を達成した名馬はレイパパレです。
無敗でのクラシック制覇を達成したコントレイル・デアリングタクトと同期ですが、デビューは3歳の1月と遅くなりました。
新馬戦の勝利後にも半年の休養を挟み、6月に1勝クラス、7月に2勝クラスと条件戦を連勝。
3戦3勝で秋華賞に出走登録しますが、抽選に外れてしまいます。もし秋華賞に出走していたらデアリングタクトの三冠制覇を阻む最大のライバルになっていたでしょうね。
秋華賞の代わりに出走した3勝クラスの大原Sに勝利すると、続く重賞初挑戦のチャレンジCも勝利してデビューから5戦5勝。
初のG1挑戦となった大阪杯では、コントレイル・グランアレグリア・サリオスの3強の前に単勝12.2倍の4番人気でしたが、低評価を嘲笑うかのように4馬身差での逃げ切り勝利。
デビューから6戦6勝で無敗での古馬混合G1制覇を達成しましたが、続く宝塚記念では3着に敗れ、キャリア初の黒星となりました。
無敗での古馬混合G1制覇を達成した馬のジンクス
史上3頭しかいない無敗での古馬混合G1制覇を達成した名馬たちは、いずれも達成後のレースでキャリア初黒星を喫しています。
- ファインモーション(有馬記念5着)
- クリソベリル(サウジカップ7着)
- レイパパレ(宝塚記念3着)
どれだけ実力のある名馬でも、一度も負けずに勝ち続けるのは本当に難しいですね。