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競馬のG1レースとは?初心者でもわかるように解説します

タケツム

競馬好きサラリーマンのタケツムが解説します!

G1(ジーワン)の意味とは

G1とは「競馬の最高格付けのレース」です。

JRAが実施する全競争は、馬の年齢と収得賞金によって9つのクラスに分かれています。

競走馬は「新馬・未勝利」でデビューを迎え、基本的に1レース勝利するごとに昇格できます。

そうして昇格を重ねた有力馬のみに出走資格が与えられる最高格付けのレースがG1です。

ちなみに、G1の”G”は格を表すGrade(グレード)の略だよ!

リステッド競争とオープンの違いは? | リステッド全63レース一覧つき

G1に出走できる確率

2021年に実施された第88回の日本ダービーではシャフリヤールが優勝。2018年に生まれのサラブレッド全7,389頭の頂点に立ちました。

日本ダービーのフルゲートが18頭であることを鑑みると、出走確率は0.24%です。

ちなみに、厳しい競馬の世界では、1勝もできずに引退するウマが全体の約65%。

G1は優勝することはおろか、出走できること自体が奇跡的な名誉なわけです。

競走馬のデビュー確率は65% | オープン馬はわずか3%の厳しい現実

日本で開催されるG1レース一覧

2021年5月現在、JRAが実施している24のG1レースを表にまとめました。

G1レース名 競馬場 距離 馬齢
フェブラリーS 東京 ダ1600m 4歳以上
高松宮記念 中京
芝1200m
4歳以上
大阪杯 阪神
芝2000m
4歳以上
桜花賞 阪神
芝1600m
3歳牝
皐月賞 中山
芝2000m
3歳牡牝
天皇賞(春) 阪神
芝3200m
4歳以上
NHKマイルC 東京
芝1600m
3歳牡牝
ヴィクトリアマイル 東京
芝1600m
4歳以上牝
オークス 東京
芝2400m
3歳牝
日本ダービー 東京
芝2400m
3歳牡牝
安田記念 東京
芝1600m
3歳以上
宝塚記念 阪神
芝2200m
3歳以上
スプリンターズS 中山
芝1200m
3歳以上
秋華賞 阪神
芝2000m
3歳牝
菊花賞 阪神
芝3000m
3歳牡牝
天皇賞(秋) 東京
芝2000m
3歳以上
エリザベス女王杯 阪神
芝2200m
3歳以上牝
マイルCS 阪神
芝1600m
3歳以上
ジャパンC 東京
芝2400m
3歳以上
チャンピオンズC 中京
ダ1800m
3歳以上
阪神JF 阪神
芝1600m
2歳牝
朝日杯FS 阪神
芝1600m
2歳牡牝
有馬記念 中山
芝2500m
3歳以上
ホープフルS 中山
芝2000m
2歳牡牝

フェブラリーステークス

競馬場 東京 コース ダ1600m
馬齢 4歳以上 開催月 2月
創設 1984年 賞金 1億円
レコード 1:34.0 レコード モーニン

フェブラリーステークスは、2月に実施されるG1競争で、上半期のダート最強馬決定戦です。

1984年、現在と同じ東京競馬場のダート1600mで第1回目が実施されましたが、当時はG3の格付けで、負担重量も異なるハンデ戦でした。

1994年にG2に昇格。1997年には、JRAのダートレースとして初めてG1に格付けされました。日本では1年の最初に行われるG1競争です。

高松宮記念

競馬場 中京 コース 芝1200m
馬齢 4歳以上 開催月 3月
創設 1971年 賞金 1億3000万円
レコード 1:06.7 レコード ビッグアーサー

高松宮記念は、3月に実施されるG1競争で、春の古馬スプリント最強馬決定戦です。

1967年、前身の中京大賞典が創設。1970年に高松宮宣仁親王から優勝杯が下賜されたのを機に、1971年より高松宮杯に改称しました。

昔は芝2000mで実施される中距離の名物競争でしたが、1992年に芝1200mに距離短縮。中央以外の競馬場で行われる初めての常設G1です。

大阪杯

競馬場 阪神 コース 芝2000m
馬齢 4歳以上 開催月 4月
創設 1957年 賞金 1億3500万円
レコード 1:58.2 レコード スワーヴリチャード

大阪杯は、4月に実施されるG1競争で、春の中距離路線の最強馬決定戦です。

1957年、古馬限定レースとして創設され、開設当初は3月に芝1800mの条件で実施されていましたが、距離や施行時期は度々変更。

1972年には距離が芝2000mに延長。1982年には施行時期が4月になりました。2017年にG1競争に格上げされた春古馬三冠レースの1冠目です。

桜花賞

競馬場 阪神 コース 芝1600m
馬齢 3歳牝 開催月 4月
創設 1939年 賞金 1億500万円
レコード 1:31.2 レコード ソダシ

桜花賞は、4月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの1冠目です。

1939年、イギリスの1000ギニーを模範として、最もスピードのある優秀な牝馬を選定、優秀な繁殖牝馬を発掘するために創設されました。

1947年以降は1600mの距離、2007年以降は前年に新設された外回りコースが使われています。

皐月賞

競馬場 東京 コース 芝2000m
馬齢 3歳牡 開催月 4月
創設 1939年 賞金 1億1000万円
レコード 1:57.8 レコード アルアイン

皐月賞は、4月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レース1冠目です。

1939年、イギリスのギニー2000を模範に、最もスピードのある優秀な繁殖場を選定するためのチャンピオンレースとして創設されました。

第1回は横浜競馬場の芝1850m。1943年からは東京競馬場の芝1800m。1950年から現行の中山競馬場の芝2000mで実施されています。

天皇賞(春)

競馬場 京都 コース 芝3200m
馬齢 4歳以上 開催月 4月
創設 1938年 賞金 1億5000万円
レコード 3:12.5 レコード キタサンブラック

天皇賞(春)は、4月に実施されるG1競争で、古馬長距離の最強馬決定戦です。

1937年に第1回の帝室御賞典が実施。JRAが前身としているエンペラーズカップまで遡ると、1905年に起源を持つ伝統あるレースです。

1981年には、優勝馬が再出走できない勝ち抜き制度が廃止されました。これまでに5頭の馬が天皇賞(春)の連覇を達成しています。

NHKマイルC

競馬場 東京 コース 芝1600m
馬齢 3歳牡牝 開催月 5月
創設 1996年 賞金 1億500万円
レコード 1:31.4 レコード ダノンシャンティ

NHKマイルカップは、5月に実施されるG1競争で、春の3歳マイル王決定戦です。

1953年から1995年まで日本ダービーのトライアル競争として施行されていたNHK杯を前身として、1996年に創設されました。

クラシック三冠レースには含まれませんが、過去にキングカメハメハがNHKマイルと日本ダービーを連勝した際には変則2冠と呼ばれました。

ヴィクトリアマイル

競馬場 東京 コース 芝1600m
馬齢 4歳以上牝 開催月 5月
創設 2006年 賞金 1億500万円
レコード 1:30.5 レコード ノームコア

ヴィクトリアマイルは、5月に実施されるG1競争で、春の4歳以上牝馬マイル王決定戦です。

牝馬は当初、早期に引退させて繁殖牝馬にさせるべきと考えられていましたが、時代とともに競走馬としての牝馬の価値がすこしずつ向上。

1996年にエリザベス女王杯が4歳以上牝馬に開放されたのを機にレース体系の見直しが行われた流れから、2006年に新設されました。

オークス(優駿牝馬)

競馬場 東京 コース 芝2400m
馬齢 3歳牝 開催月 5月
創設 1938年 賞金 1億1000万円
レコード 2:22.8 レコード ラヴズオンリーユー

オークスは、5月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの2冠目です。

1938年、イギリスのオークスステークスを模範として、スピードとスタミナを兼ね備えた繁殖牝馬を選定するために創設されました。

創設当初は阪神競馬場の芝2700mで実施されていましたが、1943年から芝2400mに変更。1946年からは東京競馬場での開催となりました。

日本ダービー(東京優駿)

競馬場 東京 コース 芝2400m
馬齢 4歳以上 開催月 5月
創設 1932年 賞金 2億円
レコード 2:22.5 レコード シャフリヤール

日本ダービーは、5月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レースの2冠目です。

1932年、イギリスのダービーステークスを模範として創設された、日本競馬に関わるすべてのホースマンが憧れる最高の栄誉レースです。

第1回は目黒競馬場で開催。第3回から東京競馬場に変更となりましたが、芝2400mの距離は創設時から1回も変わっていません。

安田記念

競馬場 東京 コース 芝1600m
馬齢 3歳以上 開催月 6月
創設 1951年 賞金 1億1000円
レコード 1:30.9 レコード インディチャンプ

安田記念は、6月に実施されるG1競争で、上半期のマイル王決定戦です。

1951年に安田賞の名称で創設。レース名の由来となった安田伊左衛門が1958年に死去したため、同年より現名称に改称されました。

創設当初は3歳(現4歳)以上のハンデキャップ競争でしたが、1984年に5歳(現4歳)以上に変更。1996年に現行の競争条件に戻りました。

宝塚記念

競馬場 阪神 コース 芝2200m
馬齢 3歳以上 開催月 6月
創設 1960年 賞金 1億5000円
レコード 2:10.1 レコード アーネストリー

宝塚記念は、6月に実施されるG1競争で、春の中距離の最強馬決定戦です。

1960年、改修工事を終えたばかりの阪神競馬場の興隆を目的に、ファン投票で出走馬が決まる「有馬記念の関西版」として開設されました。

1960年の第1回レースは芝1800m、そのあと1965年までは芝2000mで実施。そして1966年に現行の芝2200mに距離が延長されました。

スプリンターズS

競馬場 中山 コース 芝1200m
馬齢 3歳以上 開催月 9月
創設 1967年 賞金 1億1000円
レコード 1:06.7 レコード ロードカナロア

スプリンターズSは、9月に実施されるG1競争で、秋のスプリント王決定戦です。

1967年、4歳(現3歳)以上の馬が出走できる唯一の短距離重賞として創設。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。1987年にはG2昇格。

1990年にG1に格上げされた際には施行時期も有馬記念の前週でしたが、2000年に現行の初秋の中山開催最終週に繰り上げされました。

秋華賞

競馬場 京都 コース 芝2000m
馬齢 3歳牝 開催月 10月
創設 1996年 賞金 1億円
レコード 1:56.9 レコード ミッキークイーン

秋華賞は、10月に実施されるG1競争で、牝馬クラシック三冠レースの3冠目です。

1996年、エリザベス女王杯が古馬にも開放され、4歳以上の牝馬限定戦となったため、3歳牝馬限定のG1競争として創設されました。

創設当初から京都競馬場の芝2000m(内回り)で実施されており、エリザベス女王杯へ向かう前哨戦の意味合いも持つレースです。

菊花賞

競馬場 京都 コース 芝3000m
馬齢 3歳牡牝 開催月 10月
創設 1938年 賞金 1億1500円
レコード 3:01.0 レコード トーホウジャッカル

菊花賞は、10月に実施されるG1競争で、牡馬クラシック三冠レースの3冠目です。

1938年、イギリスのセントレジャーを模範として、最もスタミナのある優秀な繁殖場を選定するために創設されました。

阪神競馬場で実施された1979年を除いては、第1回からすべて京都競馬場の芝3000mの条件で実施されています。

天皇賞(秋)

競馬場 東京 コース 芝2000m
馬齢 3歳以上 開催月 10月
創設 1937年 賞金 1億5000円
レコード 1:56.1 レコード トーセンジョーダン

天皇賞(秋)は、10月に実施されるG1競争で、秋の中距離の最強馬決定戦です。

1937年に第1回の帝室御賞典が実施。JRAが前身としているエンペラーズカップまで遡ると、1905年に起源を持つ伝統あるレースです。

1983年まで天皇賞(春)と同条件で実施されていましたが、1984年には距離が芝2000mに短縮。1987年には3歳馬も出走可能となりました。

エリザベス女王杯

競馬場 京都 コース 芝2200m
馬齢 3歳以上牝 開催月 11月
創設 1984年 賞金 1億500円
レコード 2:11.2 レコード トゥザヴィクトリー

エリザベス女王杯は、11月に実施されるG1競争で、秋の最強牝馬決定戦です。

1970年から1975年まで京都競馬場の芝2400mで行われていたビクトリアカップが前身で、牝馬三冠レースの3冠目に位置付けられていました。

1996年に競争条件が4歳牝馬から4歳以上牝馬に変更。。距離が芝2200mに短縮され、新・牝馬三冠レース3冠目の秋華賞が設立されました。

マイルCS

競馬場 京都 コース 芝1600m
馬齢 3歳以上 開催月 11月
創設 1984年 賞金 1億1000円
レコード 1:31.5 レコード ダノンシャーク

マイルチャンピオンシップは、11月に実施されるG1競争で、秋のマイル王決定戦です。

1984年、グレード制が導入された際に、長距離競争重視だった日本競馬において、短距離競争の充実を図る目的で創設されました。

春の安田記念と秋のマイルCSを同年に制覇することを春秋マイル制覇と呼び、これまでに12頭の馬が達成しています。

ジャパンC

競馬場 東京 コース 芝2400m
馬齢 3歳以上 開催月 11月
創設 1981年 賞金 3億円
レコード 2:20.6 レコード アーモンドアイ

ジャパンカップは、11月に実施されるG1競争で、1981年に日本競馬の国際化を目標として史上初の国際G1レースとして創設されました。

創設初期こそは海外馬が活躍していましたが、ここ20年以上は日本馬が圧倒しています。

1着馬の賞金3億円は有馬記念と並んで日本の競馬レースの中の最高賞金になります。

チャンピオンズC

競馬場 中京 コース ダ1800m
馬齢 3歳以上 開催月 12月
創設 1981年 賞金 1億円
レコード 1:48.5 レコード クリソリベル

チャンピオンズカップは、12月に実施されるG1競走で、下半期のダート最強馬決定戦です。

2000年、ジャパンCに匹敵するダートの国際競争を開催するため、前身のジャパンカップダートが東京競馬場のダート2100mで創設。

2008年に阪神競馬場のダート1800mへのコースを変更を経て、2014年から中京競馬場で実施。名称もチャンピオンズカップになりました。

阪神JF

競馬場 阪神 コース 芝1600m
馬齢 2歳牝 開催月 12月
創設 1949年 賞金 6500万円
レコード 1:32.7 レコード レシステンシア

阪神JF12月に開催されるG1競走で、2歳の最強牝馬決定戦です。

1949年、関西地区の3歳(現2歳)馬チャンピオン決定戦として創設。当初距離は芝1200mでしたが、1962年に芝1600mに変更されています。

1991年からは牡馬と牝馬のチャンピオン決定戦を明確にすることを目的として、牡馬禁制の牝馬限定戦となっています。

朝日杯FS

競馬場 中山 コース 芝1600m
馬齢 2歳牡牝 開催月 12月
創設 1949年 賞金 7000万円
レコード 1:32.3 レコード グレナティアガーズ

朝日杯FSは、12月に実施されるG1競走で2歳のマイル王決定戦です。

1949年、関東地区の3(2)馬チャンピオン決定戦として創設。当初の距離の芝1100mから1200mを経て、マイル戦となっています。

2013年まで中山競馬場が開催地でしたが、2014年より阪神競馬場で実施されています。

有馬記念

競馬場 中山 コース 芝2500m
馬齢 3歳以上 開催月 12月
創設 1956年 賞金 3億円
レコード 2:29.5 レコード ゼンノロブロイ

有馬記念は、毎年12月に実施されるG1競走で、人気と実力を兼ね備えた最強馬決定戦です。

1956年にファン投票によって出走馬が決まるG1「中山グランプリ」として創設されました。

1995年まで芝2600mで実施されていましたが、1966年に芝2500mに距離が短縮されました。

1996年には約875億円の売上を記録。未だに破られていないギネス記録となっています。

ホープフルS

競馬場 中山 コース 芝2000m
馬齢 2歳牡牝 開催月 2月
創設 1984年 賞金 7000万円
レコード 2:01.4 レコード タイムフライヤー

ホープフルSは12月に実施されるG1競走で、2歳中距離の最強馬決定戦です。

2014年、日本競馬の2歳馬競走の開始時期の早期化と中距離競走の充実ぶりを理由に、G3のラジオNIKKEI2歳ステークスを名称変更。

それに伴い、阪神競馬場の芝2000mで施工から中山競馬場の芝2000mに変更。2017年よりG1格付けとなりました。

競走馬のデビュー確率は65% | オープン馬はわずか3%の厳しい現実

G1の中でも特別なレース

全競走馬のなかでも一握りの馬のみしか出走を許されないG1。

そのなかでも特に注目度が高いレースについて紹介します。

クラシックレース

  • 桜花賞
  • 皐月賞
  • オークス
  • 日本ダービー
  • 菊花賞

クラシックレースとは「イギリスの伝統レースを起源とする3歳馬限定G1の総称」です。

3歳限定のため一生に一度しか出走できず、世代最強の座を争うレースでもあります。

なかでも皐月賞・日本ダービー・菊花賞の3レースを「牡馬三冠」、桜花賞・オークスに秋華賞を加えた3レースを「牝馬三冠」と呼びます。

ちなみに、2020年はコントレイルが牡馬三冠、デアリングタクトが牝馬三冠を制覇しました。

同じ年に牡馬と牝馬がどちらもクラシックを制覇したのは日本競馬史上初です。

古馬三冠

  • 大阪杯
  • 天皇賞(春)
  • 宝塚記念
  • 天皇賞(秋)
  • ジャパンカップ
  • 有馬記念

古馬三冠とは「4歳以上の馬を表す”古馬”の3冠レースの総称」です。

なかでも大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の3レースを「春古馬三冠」、天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念を「秋古馬三冠」と呼びます。

ちなみに、夏シーズン7月・8月には、G1は1レースも実施されません。

八大競争

  • 桜花賞
  • 皐月賞
  • オークス
  • 日本ダービー
  • 菊花賞
  • 天皇賞(春)
  • 天皇賞(秋)
  • 有馬記念

八大競走とは「桜花賞・皐月賞・オークス・日本ダービー・菊花賞・天皇賞(春)・天皇賞(秋)・有馬記念の総称」です。

有馬記念を除く7レースはいずれも戦前に創設された歴史あるG1です。

1984年のグレード制導入されるまでは、重賞の中で最も格式高いレースとされていました。

1990年代以降は、G1級レースの増加によって八大競争の地位は相対的に低下してきています。

G1で勝利すると獲得できる賞金

G1レース名 獲得賞金
フェブラリーS 1億円
高松宮記念 1億3000万円
大阪杯 1億3500万円
桜花賞 1億500万円
皐月賞 1億1000万円
天皇賞(春) 1億5000万円
NHKマイルC 1億500万円
ヴィクトリアマイル 1億500万円
オークス 1億1000万円
日本ダービー 2億円
安田記念 1億1000万円
宝塚記念 1億5000万円
スプリンターズS 1億1000万円
秋華賞 1億円
菊花賞 1億1500万円
天皇賞(秋) 1億5000万円
エリザベス女王杯 1億500万円
マイルCS 1億1000万円
ジャパンC 3億円
チャンピオンズC 1億円
阪神JF 6500万円
朝日杯FS 7000万円
有馬記念 3億円
ホープフルS 7000万円

日本競馬において最高賞金が高いG1はジャパンカップと有馬記念。その額3億円です。

次いで日本ダービーの賞金が高く、残りのG1でもほとんど1億円を超えています。

2歳限定G1は賞金がやや低く、朝日杯FSやホープフルSの賞金は7000万円となっています。

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G1の歴史【創設年順ランキング】

01位:日本ダービー(1932)
02位:天皇賞(秋)(1937)
03位:天皇賞(春)(1938)
04位:オークス(1938)
05位:菊花賞(1938)
06位:桜花賞(1939)
07位:皐月賞(1939)
08位:朝日杯FS(1949)
09位:阪神JF(1949)
10位:安田記念(1951)
11位:有馬記念(1956)
12位:大阪杯(1957)
13位:宝塚記念(1960)
14位:スプリンターズS(1967)
15位:高松宮記念(1971)
16位:エリザベス女王杯(1976)
17位:ジャパンC(1981)
18位:フェブラリーS(1984)
19位:マイルCS(1984)
20位:ホープフルS (1984)
21位:NHKマイルC(1996)
22位:秋華賞(1996)
23位:チャンピオンズC(2000)
24位:ヴィクトリアマイル(2006)

G1とJG1・Jpn1の違い

G1と似ているレースとして「JG1」「Jpn1」があるので違いを解説します。

JG1とは

  • 中山グランドジャンプ
  • 中山大障害

JG1とは「障害競走のG1」のことです。

具体的には、中山グランドジャンプと中山大障害がJG1に該当します。

ちなみに、J・G1の”J”は「Jump」のことです。

Jpn1とは

  • 川崎記念
  • かしわ記念
  • 帝王賞
  • ジャパンダートダービー
  • 南部杯
  • JBCクラシック
  • JBCスプリント
  • JBCレディスクラシック
  • 全日本2歳優駿

Jpn1とは「国際競争の格付けを持たないが最高格付けであるレース」のことです。

詳細は省きますが、国際セリ名簿基準委員会に認定を受けたのが「G1」、受けていないのが「Jpn1」です。

具体的には、いずれも地方競馬場で開催されるダート競走の上記9レースが該当します。

G1レースに出走するための条件

どのG1に出走するのかによって異なりますが、基本的にはレースに出走して好成績を残し、賞金を稼ぐことが条件です。

  • ホープフルS
  • NHKマイルC

それぞれのG1で指定された「トライアルレース」で所定の成績を残すと、収得賞金に関係なく優先出走権を獲得することができます。

たとえば、皐月賞に出走したい馬は下記3つのトライアルレースのどれかで条件を満たすと、優先的に出走することが可能です。

トライアルレース 開催 距離 優先出走権
弥生賞 (G2) 中山 芝2000m 1着~3着
スプリングS (G2) 中山 芝1800m 1着~3着
若葉S (OP) 阪神 芝2000m 1着~2着

最終的には、トライアルレースで優先出走権を獲得した馬とそれらの馬を除いた出馬投票締切の前日までの総収得賞金順に出走できます。

G1のトライアルレース一覧【意味を知れば競馬が2倍楽しめる】

古馬G1

  • フェブラリーS
  • 高松宮記念
  • 大阪杯
  • 天皇賞(春)
  • ヴィクトリアマイル
  • 安田記念
  • 宝塚記念
  • スプリンターズS
  • エリザベス女王杯
  • マイルCS
  • 天皇賞(秋)
  • ジャパンカップ
  • チャンピオンズC
  • 有馬記念

それぞれのG1で指定された「ステップレース」で1着になると、収得賞金に関係なく優先出走権を獲得することができます。

トライアルレースと似ていますが、トライアルレースは3歳馬限定G1のみの呼称であるため厳密には違います。

ステップレースでは1着馬のみしか優先出走権を獲得できないため、この方法で出走してくる馬はわずかです。

基本的には、1年前のG1レース日翌日から最終出馬投票日の前日までの約1年間の収得賞金順で出走できます。

競馬のG1レースのまとめ

この記事のまとめ
  • G1は「競馬の最高格付けのレース」
  • 日本競馬には現在24種類のG1がある
  • G1でも「クラシックレース」は特別
  • G1の最高賞金は3億円
  • JG1は障害競走のG1
  • Jpn1は国際競争の格付けは持たないG1
  • G1に出走するには賞金の獲得が必要
  • 3歳G1のみトライアルレースの条件あり

この記事では、競馬のG1の意味や全24レースの一覧を紹介しました。

毎年7,000頭を超える競走馬のうち一握りの馬しか出走できない夢の舞台。

競馬ファンのみなさんはぜひ一度は生で観戦してみてくださいね。

リステッド競争とオープンの違いは? | リステッド全63レース一覧つき

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